2012年5月1日火曜日

2012年4月に読んだ本

4月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:8535ページ
ナイス数:108ナイス

特急便ガール! (メディアワークス文庫)特急便ガール! (メディアワークス文庫)
陶子さんがオトコマエで好きだなあ。それぞれのキャラにも個性があって好感が持てるし、読後感の爽やかな作品です。
読了日:04月28日 著者:美奈川 護
今どき、女中で奉公って!? (電撃文庫)今どき、女中で奉公って!? (電撃文庫)
読了日:04月27日 著者:葛西 メイダイ
もやしもん(11) (イブニングKC)もやしもん(11) (イブニングKC)
いつもと違いノンフィクションの問題提起はなく、軽い印象だった。武藤さんから及川さんにミス農大を変えたことは何かのフラグ!
読了日:04月26日 著者:石川 雅之
社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年
大分県の政界・財界における権力抗争で梯子を外された溝畑氏が、粉骨砕身頑張ったが最後に力尽きた。という印象を受けた。溝畑氏に自分を誇大して見せたい傾向があったのは間違いないと思うが、マスコミが伝えた放漫経営者のイメージは誤りであることもよくわかった。Jリーグ機構が財閥系企業出身者(しかも早稲田出身)に支配されてる閉鎖性も問題。このような貴重なノンフィクションを著した木村元彦氏に敬意を表します。
読了日:04月26日 著者:木村 元彦
ふむふむ―おしえて、お仕事!ふむふむ―おしえて、お仕事!
エッセーでは自分のバカ話で盛り上げ役になっているが、ここではうまく聞き役になっている印象。三浦さんは空気が読めてサービス精神が旺盛な人なんだろうね。文楽や駅伝の話は、ここのインタビューから発想をもらったんじゃないの?(笑)
読了日:04月25日 著者:三浦 しをん
聴き屋の芸術学部祭 (ミステリ・フロンティア)聴き屋の芸術学部祭 (ミステリ・フロンティア)
ライトな日常ミステリというテイスト。ユーモラスで気軽に楽しめる作品でした。でも各章でかなり異なるストーリーにも関わらず、どことなく感じる既読感があり、アンソロジーみたいな印象もありました。『走れメロス』BL論も笑えたけど、時代はもっと先に行っているし。続編では背後霊先輩に期待します。
読了日:04月25日 著者:市井 豊
のうりん 2 (GA文庫)のうりん 2 (GA文庫)
「双丘のファスナー」のバカバカしさが清々しい。腐女子じゃなくて「発酵の美少女」もいいなあ。四天農が5人なのは、ニャル子とか西尾維新のパクリなの? オチをイラストで持っていくパターンは、ラノベの表現力をより効果的にしていて新鮮。そしてさんざんバカ騒ぎしたあと、真面目な農業の話でホロッとするお約束も心地よい。自分的には今イチ押しのラノベです。
読了日:04月23日 著者:白鳥 士郎
ミニスカ宇宙海賊4 漆黒の難破船 (朝日ノベルズ)ミニスカ宇宙海賊4 漆黒の難破船 (朝日ノベルズ)
あいかわらず安定した面白さ。3巻までは一話一冊で完結していたけど、この巻は前編にあたるとのことで、続きが読みたくてウズウズしちゃいます。ブラスター梨理香さんの雄姿が楽しみだ。
読了日:04月23日 著者:笹本 祐一
中国嫁日記 (二)中国嫁日記 (二)
「本当はキャラなんじゃね」と思うほど可愛いユエさん。弟(45歳独身)もこういう娘さんと結婚すれば良いのに~。
読了日:04月23日 著者:井上 純一
真夏の方程式真夏の方程式
さすが人気作家、話の展開は洗練されているし、福山雅治が子役に語る感動シーンが目に浮かぶ。けれどシリーズ初期の湯川先生の科学者としての純粋さは薄れた印象も受ける(文系思考だと成長と呼ぶのかもしれないが)。TVシリーズの影響で作品世界が変質することを柔軟さを受け入れるか、商業主義が鼻につくというべきか・・・
読了日:04月20日 著者:東野 圭吾
銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)
さすが今年のマンガ大賞、今回も名言満載です。どんなに美味い材料を使っても殺人料理になる八軒兄は、美味いものだらけのこの作品のなかでインパクトキャラになるでしょう。それにしても豚の体脂肪率が15%って驚いた。オイラより全然マッチョなのね。
読了日:04月19日 著者:荒川 弘
浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト (講談社Birth)浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト (講談社Birth)
2巻目も面白かった。裁判員の人数を素数にすべきという指摘は、文系には思いつかない発想ですね。ダジャレでゴロ合わせを作って覚える暗記法ってある意味典型的な文系思考だよな。とへんなところで感心。『無くなって、初めてわかる数学の有用性』というところか。ちなみに0の0乗は「定義されない」だそうです。
読了日:04月19日 著者:青柳 碧人,桐野 壱
ラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだらラーメン屋の看板娘が経営コンサルタントと手を組んだら
ラーメン専門コンサルタントが書いたマーケティング本。さすがにラーメンの描写は上手で、帰宅途中に一軒寄り道してしまった(笑)。『商品に自信があるほど、売る努力をしなくなるので売れない』というのは新鮮な指摘でした。読み物としても美味くできていて、ところどころにギャグを挟むとラノベとして成立するような感じです。食べ終わったラーメンの汁に餃子を入れて水餃子っぽく食べるアイデアは、複数の食感が同時に楽しめていいかも。
読了日:04月18日 著者:木村 康宏
新約 とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)
上条ちゃん以外は全部新キャラ? ”強さ”のインフレがジャンプの長期連載作品みたいです。終盤に「幻想殺し」の秘密に触れそうな部分がちょっとあるだけで、あとは神クラスのバトルロイヤルが延々。この作品はどこに向かっているでしょうね。まあ愛着があるから続編も読むんだろうけど。
読了日:04月18日 著者:鎌池 和馬
玉村警部補の災難玉村警部補の災難
各キャラへの愛着もあり必ずチェックするシリーズだが、初期の頃の緊張感が失われているのも確かだろう。死後に歯科処置をして遺体を焼いたら生活反応でわかるんじゃね。という点が素人なりの疑問。加納警視正のスペックが高すぎて、玉村警部補が完全にワトソン役になっていたのが不憫かな。
読了日:04月16日 著者:海堂 尊
僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)
とうじょうじんぶつがイタすぎてオジサンにはむりでした。
読了日:04月14日 著者:かじいたかし
SUSHI-BU! 1貫目 (ファミ通文庫)SUSHI-BU! 1貫目 (ファミ通文庫)
ありがちなドタバタラノベみたいだけど、ツンデレヒロインもついにデンプシーロールまで繰り出すようになったのか。と変なところで感心してしまった。ザリガニ寿司の破壊力が笑えたけど、本当は高級食材だったのね。
読了日:04月13日 著者:西野吾郎
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
米澤作品は和風でファジーな感覚とミクロ的世界観が特徴だと思っていたが、イギリスのテレビ局が制作した中世モノ(最近だとNHK-BSの『大聖堂』のような)を思い起こすような感覚で読み進めた。しかしエンディングはいつもの大どんでん返しですっきりまとめられており、氏の新境地を開いた作品だと思う。
読了日:04月13日 著者:米澤 穂信
アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ (文春文庫)アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ (文春文庫)
まさにオーバーツ。1901年に発掘された「アンティキテラの機械」に関する、100年にわたる謎解きのストーリー。ただもう「すげー」と感嘆しながら読んでました。
読了日:04月11日 著者:ジョー マーチャント
浜村渚の計算ノート (講談社Birth)浜村渚の計算ノート (講談社Birth)
センスが秀逸でニヤニヤしながら読んだ。中学・高校生向けのような印象をうけるけど、”普通の人”の数学レベルを知っている大人のほうがブラックジョークを楽しめそうです。教育から数学を排除する政策って、そのうち維新の会あたりがやりそうだし。「πレーツ・オブ・サガミワン」なんて言語センスも良い。続編も絶対読みます。
読了日:04月10日 著者:青柳 碧人
うさぎドロップ 10 番外編 (Feelコミックス)うさぎドロップ 10 番外編 (Feelコミックス)
本編で結末は出ているので、ハラハラせず安心して楽しめた。巻末の筆者インタビューも必読です。娘がいるオイラには、青年期に読んだ「めぞん一刻」に匹敵する名作でした。オイラも出汁を取った煮干しは食べるけど、痛風に良くないそうですよ(笑)
読了日:04月09日 著者:宇仁田 ゆみ
トライアングルトライアングル
読み終わって「タイトルの意味は?」と疑問を感じたけど、少女の死により人生を大きく変えた母・教師・初恋相手のことなのか? 事件で傷を負った人たちがトラウマを乗り越えていくストーリーだと思う。『指名手配―特別捜査官七倉愛子』で登場した郷田に注目して読んだが、明晰でユニークなキャラであり今後の登場に期待したい。
読了日:04月09日 著者:新津 きよみ
ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈5〉冥門編ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈5〉冥門編
キャラが増えすぎて終盤まとまりを欠いたけど、作者の思い入れが伝わってきて、これはこれで良かったと思う。特地の人々から再建へのエネルギーを感じとれたことは、援助や補助金にアテにする現在の日本の風潮に対するメッセージだったのでは。『オタの執念は時空を超える』エンディングも、この作品にふさわしい爽やかなオチでした。誘惑されても手を出せない伊丹のハーレムエンドはグッドorバッド?( ̄ー ̄?).....??
読了日:04月09日 著者:柳内 たくみ
信じて根を張れ! 楕円のボールは信じるヤツの前に落ちてくる (単行本)信じて根を張れ! 楕円のボールは信じるヤツの前に落ちてくる (単行本)
部員の自殺や不祥事による出場停止など、岩出監督が経験した苦難は並大抵のものではなかったに違いない。3年連続日本一の帝京大ラグビー部の秘密を知りたいと手にした一冊だったが、生活改善からトレーニングまでやるべきことを実直に続けているという印象。特にゆとり世代を導くための目標設定は、親として参考になる。新興勢力ゆえに伝統校ファンから批判を受ける帝京ラグビーだが、評論家は無責任な軽口の前に彼らの真面目な取り組みをきちんと理解すべきだろう。
読了日:04月07日 著者:岩出 雅之
サイバーテロ 漂流少女サイバーテロ 漂流少女
実在の企業名や事件、IT系の用語が飛び交いリアリティを感じる反面、読者を選ぶ作品。『セキュリティノーガード戦法』の指摘は企業人としてリアルに痛い批判だった。主人公はハードボイルド系のテンプレートみたいなキャラだが、彼女の和田さんのユニークさが救い。題材は面白いが、小説としての完成度は? まるで事件が主人公のために展開されるような不自然さを感じた。
読了日:04月07日 著者:一田和樹
機龍警察(ハヤカワ文庫JA)機龍警察(ハヤカワ文庫JA)
モビルスーツ(?)、テロリスト、傭兵や警官の過去に傷を負った主人公、警察組織内の暗闘。まさにサイバーパンク系のテンプレートだが、展開がわかっていても面白いのは作者の実力が凄いのでしょう。次巻が楽しみ。
読了日:04月07日 著者:月村 了衛
決起!  コロヨシ!!2決起!  コロヨシ!!2
パラレルワールドながらも、つい日常のように感じてしまう不思議な三崎ワールド。樹をとりまく人々の過去が明かされ、背負っていく使命も明らかになっていきます。前巻からの主人公の成長は著しく、「青年の成長は、目標を明確にすることで7割ぐらい進むんだろうな」と感じた。掃除の様子は想像するに留めざるを得ないが、清涼で張りつめた雰囲気を表現していて、読んでいて心地よい作品だった。
読了日:04月07日 著者:三崎 亜記
利権の亡者を黙らせろ 日本連邦誕生論利権の亡者を黙らせろ 日本連邦誕生論
たぶん指摘は正しいし主張にも合意できる点が多いが、なぜか誠意を感じない。『カーネギーメロン大で博士号を取った頭の良いオレ様のいうことを聞かないヤツはバカ』みたいな論旨があちこちに見受けられた。
読了日:04月03日 著者:苫米地 英人
カンナ 出雲の顕在 (講談社ノベルス)カンナ 出雲の顕在 (講談社ノベルス)
やっと敵の姿が見えてきました。日本神話は突拍子なくて馴染めないし、古代史についても意図的に国民から遠ざけられている気がするのは、高田作品を読んだ影響なのかな。過去の天皇制のいかがわしさを覆い隠して政治利用する意図が残っているから、逆にこういう作品が成立するのだと思った。
読了日:04月03日 著者:高田 崇史

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