2015年2月1日日曜日

2015年1月に読んだ本

2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:5856ページ
ナイス数:131ナイス

村上海賊の娘 上巻村上海賊の娘 上巻感想
2014年本屋大賞の大賞受賞も納得の面白さ。同じ作者の「のぼうの城」を読んだ方なら想像できると思います。戦国末期とはいえ、この時代のおおらかさと型にはまらないヒロインの活躍で、長編でもグイグイ惹きつけられるエネルギーが産まれてます。海賊と泉州衆の掛け合いも、壮絶な戦いのなかでもまるで漫才のよう。はやく下巻も読みたいけど、図書館の順番待ちが凄くって。
読了日:1月31日 著者:和田竜
新約 とある魔術の禁書目録 (11) (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録 (11) (電撃文庫)感想
表紙見て「誰?」って思ったら、食蜂さんだったのね。読み終わってみると御坂さんとキャラが被っている気がするけど、制服のせい? 上条ちゃんがモテモテすぎて、ちょっと爆発してほしいかも。
読了日:1月31日 著者:鎌池和馬
芥川症芥川症感想
ああ、この作家は医者だったんですね。芥川の短編をベースに、現代の医療ネタを組み合わせたオマージュ(?)は、そういわれてみれば腑に落ちる作品でした。オイラもバナナはふつーに食べたいなあ。
読了日:1月29日 著者:久坂部羊
人生 第9章 (ガガガ文庫)人生 第9章 (ガガガ文庫)感想
くらえ!「日本代表よくわかんないんだよね。サッカーは海外しか見ないから」の態度。うわっこれはムカつく!! 川岸さんの小市民的あるあるギャグ、この巻でも冴々です。赤松もただのツッコミ役から、変態キャラに出世(?)してきたし、梨乃ちゃんの可愛さもレベルアップ。二人の将来を楽しみに見守りたいです。
読了日:1月28日 著者:川岸殴魚
図解 特殊部隊 (F-Files No.047)図解 特殊部隊 (F-Files No.047)感想
面白いです。小説やマンガやアニメでよく登場する特殊部隊ですが、案外内容は知らないもの。この本を読んでおけばミリモノも理解が深まりそうです。
読了日:1月28日 著者:大波篤司
排泄物と文明: フンコロガシから有機農業、香水の発明、パンデミックまで排泄物と文明: フンコロガシから有機農業、香水の発明、パンデミックまで感想
表紙では「排泄物」だけど、本文中では「ウンコ」の嵐(笑)でも世界の将来を見据えた貴重な見解を示してくれています。公衆衛生の観点、エネルギー資源としての可能性、社会システムに排泄物のコントロールと有効活動は重要な課題なのだとわかりました。ウンコは原子力やシェールガスやメタンハイグレードより可能性のある資源なのです。
読了日:1月28日 著者:デイビッドウォルトナー=テーブズ
帰ってきたヒトラー 下帰ってきたヒトラー 下感想
上巻から読んできて、相対的な価値観に疑問を感じたが、家族をガス室で殺されたおばあちゃんの怒りこそが唯一の真理だと思いました。日本でも右傾化や外国人排斥に正義感を持っている奴らが増えているし、ドイツでこういう本がベストセラーになったりしてますが、何か違う気がします。私には本当の意図が分かりかねる一冊でした。
読了日:1月24日 著者:ティムールヴェルメシュ
帰ってきたヒトラー 上帰ってきたヒトラー 上感想
現代のドイツをヒトラーの視点でみたらこうなった。みたいな。シニカルな批判なのかコメディなのかは、ドイツ人でないと分からない気がしました。
読了日:1月24日 著者:ティムールヴェルメシュ
魔法使いと刑事たちの夏魔法使いと刑事たちの夏感想
東川さんの作品らしく軽妙なコメディ。”千と十七歳”って、デーモン閣下ですか(笑) 表紙も良いですが、裏表紙の椿木警部もなかなか。内容はまあいつも通りなんですが、疲れているときやちょっとダウン気味のときでも楽しめる一冊です。
読了日:1月23日 著者:東川篤哉
「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。感想
私は低コスト派なのでインジェクション肉も否定はしないのですが、知って食べるのと知らないで食べるのでは大きな違いだと思いました。消費者としては必読の一冊です。
読了日:1月23日 著者:河岸宏和
野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎感想
インパクトのあるタイトルだけど、内容は案外平凡だったかな。あまり新しい概念や現象は出てこなかった気がします。
読了日:1月21日 著者:ダグラス・ケンリック
都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ感想
国会議員から都知事に転身した翔太郎。あいかわらず設定が秀逸で、前作より楽しめるかも。お話は馬鹿っぽいけど政策は意外に的を得ていて感心します。イケメン俳優を揃えてのドラマ化もアリアリでしょう。続きもぜひ読みたいです。
読了日:1月21日 著者:天祢涼
東京より憎しみをこめて 2 (星海社FICTIONS)東京より憎しみをこめて 2 (星海社FICTIONS)感想
”世界を滅ぼす”って。いつもの至道さんらしい大風呂敷だけど、「世界が滅んだらヤクザも成り立たないんじゃね。」「復讐するなら検察と警察とマスコミでいいんじゃね。」「月成は損害賠償で食えるんじゃね」とかいうツッコミは大人げないか。たぶんいつもより裏社会の取材はしているんだろうから、そちらの視点に注目ですね。
読了日:1月19日 著者:至道流星,あき
東京より憎しみをこめて 1 (星海社FICTIONS)東京より憎しみをこめて 1 (星海社FICTIONS)感想
「美女と一緒に世界征服!!」良くも悪くも黄金パターンで4匹目(世界征服、羽月莉音の帝国、大日本サムライガール)のドジョウを狙います・・・か。「純情ウルフ」はパロディで使えそうですね。
読了日:1月19日 著者:至道流星,あき
シングルマザーの貧困 (光文社新書)シングルマザーの貧困 (光文社新書)感想
少子高齢化を問題視するのであれば、伝統的家族制度からの脱却や福祉制度の変革は必至のはず。北欧的な福祉制度という成熟した見本があるのに、自己責任という名の社会資本の私物化の傾向に陥っていくのは、やはり戦争でアメリカに負けたことからくる必然なんだろうな。母集団が小さくデータの信憑性に疑問はあるが、レポートを書くには大いに参考になる一冊だと思います。
読了日:1月14日 著者:水無田気流
犬とハサミは使いよう10 (ファミ通文庫)犬とハサミは使いよう10 (ファミ通文庫)感想
どうしようもないドタバタなんだけど、愛着のあるキャラが頼もしい。”感動のラスト”・・・にはなるわけないよなって思っていたけど、「うんうん」って感じでした。「B級だけど妙にハマる味のデザート」みたいな作品で大好きです。更伊コンビの次作も期待してます。
読了日:1月9日 著者:更伊俊介
都立中高一貫校10校の真実 白鴎・両国・小石川・桜修館・武蔵・立川国際・富士・大泉・南多摩・三鷹・区立九段 (幻冬舎新書)都立中高一貫校10校の真実 白鴎・両国・小石川・桜修館・武蔵・立川国際・富士・大泉・南多摩・三鷹・区立九段 (幻冬舎新書)感想
「都立でもレベル高い高校に中学を併設したんだから、人気が上がって進学実績が上がるの当たり前じゃん」と前半を読んでいたんですが、教員の負担が大きく離職率が高いとか、高レベルの授業をしたい実力派の教員には敬遠されているとか、意外な側面があることに驚きました。長い歴史を経て確立した名門私立高の洗練されたシステムに比べると、いろいろ歪があるのも無理はないと思います。
読了日:1月5日 著者:河合敦
シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱感想
舞台を現代に、登場人物を女性に置き換えたホームズもの。アイデアは新しくありませんが、文中の感覚は新鮮に感じました。「緋色の憂鬱」ってサイコーに洒落が効いてますね。本物のシャーロキアンが読んだら、もっと楽しめるんだろうなあ。
読了日:1月5日 著者:高殿円
相互確証破壊相互確証破壊感想
まごうことなきエロ小説なのですが、情欲に溺れながらも計算高さを失わない「女性らしさ」を描こうとしていたのでは。でもこれって男性からみた女性像なのかなあ? 一度女性に本音を聞いてみたいところです。こんな情事の後なら、殺されてもイイ気がしたのはオイラだけ?(笑)
読了日:1月5日 著者:石持浅海
ハケンアニメ!ハケンアニメ!感想
王子の発言と同じで「派遣アニメ」かと思ってましたが、「覇権アニメ」だったんですね。しかしまさかアニメ制作を題材に直木賞作家が小説を書く時代がこようとは。しかもイラストはCLAMPだし。ストーリーは予定調和だけど、「もうこれしかないでしょう。」という読後感の爽快さ。"甘さ控えめ"(恋愛要素薄め)なのも、女性陣のストイックさがヒシヒシ感じられて、お仕事小説として好感度高です。
読了日:1月5日 著者:辻村深月

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