2015年12月1日火曜日

2015年11月に読んだ本

2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:6230ページ
ナイス数:109ナイス

夏目漱石、読んじゃえば? (14歳の世渡り術)夏目漱石、読んじゃえば? (14歳の世渡り術)感想
いろいろ読書の心得を教えてくれる本。「14歳の世渡り術」ってシリーズだけど、おっさんにも「なるほどそーだよなあ」って思うところが多かったです。文豪が書いたからって全部が傑作な訳ないし、全体はよく分かんないけど細部に魅力がある作品もたくさんあるというのも納得。『音楽っぽい小説と絵画っぽい小説』って例えは言い得て妙ですね。
読了日:11月30日 著者:奥泉光,香日ゆら
永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04)永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04)感想
これは必読の一冊。若いときに読みたかった。『敗戦』を否定すると同時に、敗戦の結果である対米従属を支持することが『愛国親米派』の根本的レジームという指摘は日本の状況をクリアに説明していると思いました。中国や韓国との領土問題も、外交史に論拠を求めれば情緒的に強硬論を語るのが愚かなこともよくわかりました。マンガ版もあるので、そちらも読みたいと思います。
読了日:11月27日 著者:白井聡
残業税残業税感想
タイトルも装丁もキャッチーで、内容も期待通りおもしろかった。税務署モノは黄色い表紙がお約束なの?(笑)残業税はフィクションだけど、労働基準監督局が税務署ぐらい熱心に仕事してくれると労働法規も形骸化しないで済むんでしょうから、いい所をついた設定だと思います。ぜひ続編出してください。
読了日:11月27日 著者:小前亮
絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記感想
所沢って隣の市なんですよ。ダイオキシン騒ぎは覚えているけど、そのあとこんな展開があったのは知りませんでした。産廃って世の中に絶対必要なモノだけど、あんまり近所にあって欲しくないなってワガママな印象を持っていたので、認識を改めなければいけないと思いました。株主がうるさい大企業と違ってこれだけ先見的な行動を取れたのは、ちょうど良い企業規模だったからかも。就活で困っている若者に中小企業の良さを示してくれる事例にもなっていると思いました。
読了日:11月23日 著者:石坂典子
犬と魔法のファンタジー (ガガガ文庫)犬と魔法のファンタジー (ガガガ文庫)感想
表紙アレですけど、中身は宮部みゆきを彷彿させる真っ当なファンタジーです。思うようにいかない現実に苦しみながら自分の内面と会話し、最後に進むべき道を見つけるという展開は王道なれど、その『現実』がパロディ化された就活というのはさすがロミオ。「つまりその、落ち・・・ううん、落とした木の実が地面に引っ張られるような現象みたいな結果だった、の?」って表現は流行りそうな予感です。
読了日:11月22日 著者:田中ロミオ
リヴィジョンAリヴィジョンA感想
もし前作の「推定脅威」を読んでいたら期待しちゃうところですが、それ以上の出来栄え。有川浩の自衛隊モノみたいにパイロット達はかっこよくて、「下町ロケット」よりワクワクしちゃうモノづくりのお話です。「オーバースペック」の話はメーカー勤めとしてはハッとするところ。会社勤めの大人が読むと、楽しくてためになる一冊でした。
読了日:11月21日 著者:未須本有生
ウィッチクラフトワークス(9) (アフタヌーンKC)ウィッチクラフトワークス(9) (アフタヌーンKC)感想
メルヘンチックでアブノーマルなぶっ飛んだお伽話。休日にベッドに転がってずっと読んでいたい作品です。姫様の冷たい視線でデレられると、男子はイチコロですよね。巨大ポスターを見られた時の棗さんの動揺っぷりも良かったっす。この作品の世界観大好きだわ-。
読了日:11月20日 著者:水薙竜
浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)感想
渚ちゃん、大正時代を「おおまさときよ」って、それはいくらなんでもボケすぎでしょ(笑)前の巻よりイラストが増えたのは嬉しいです。しかし「歌声に乗って」ってミュージカルだったんですかー。方程式をセリフにして、さらに歌にしても小説じゃあ分かんないっすよ。アニメ化の話来てるのかな?
読了日:11月18日 著者:青柳碧人
オーバーロード1 不死者の王オーバーロード1 不死者の王感想
アニメがちょー面白かったので。異世界転生モノはブームといっていいほど隆盛でだけど、異形の主人公は唯一かも。Web版と比べると商業的な配慮が増えていますが、多分編集者の助言で魅力が増したのでは。ときどきポロッと漏れてくる本音と、大魔王として振る舞わなければならない立場のギャップが愉快だし、アルベドとシャルティアの「女の戦い」も注目。この先厨二病設定のぶっ飛んだキャラがたくさん出てくるはずなので、次巻以降も楽しみです。
読了日:11月18日 著者:丸山くがね
天下り酒場 (祥伝社文庫)天下り酒場 (祥伝社文庫)感想
表題作はタイトルも秀逸だしリアリティもあって良かったんですけど、だんだん日常にちょっと『違和感』を仕込んで、何も解決せず終わるっていうパターンが読めてきちゃって。上手いんですけど、どこか既読感を感じる作風かも。歯磨きしてもらったら気持よくてエロくなるのは西尾維新がすごいの書いちゃっているから、避けた方がよかったかも(読者層が被らないんでしょうけど)
読了日:11月16日 著者:原宏一
とける、とろける (新潮文庫)とける、とろける (新潮文庫)感想
高収入でイケメンで優しい「社会的に条件の良いお相手」と、性的に相性の良いパートナーって一致するとは限らないもんなあ。年齢や経験値でも求めるものは違ってくるだろうし。しかもエッチの願望を文章で書くって、すごく難易度が高いと思う。
読了日:11月15日 著者:唯川恵
今治タオル 奇跡の復活 起死回生のブランド戦略今治タオル 奇跡の復活 起死回生のブランド戦略感想
一つの事象をプロデューサーの佐藤さんと、クライアントのタオル工業組合の両側から描いている作り方は興味深かかった。ちょっとくどいと思う部分はあったかも。タオルを水に浮かべると5秒で沈むっていう規格は衝撃的。オイラも今治タオルが欲しくなりました。
読了日:11月14日 著者:佐藤可士和,四国タオル工業組合
新約 とある魔術の禁書目録 (13) (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録 (13) (電撃文庫)感想
即身仏ミイラが「うほほ~い☆」って超スピードで追っかけてくるビジュアルってどうよ(笑)初期キャラの吹寄さんや小萌先生、土御門や青髪が出てくるとホッとして嬉しくなるんだけどなあ。オカルト界や学園都市の暗部は最初から暗示されていたけど、やっと出番がくるのか?って、実は作者もそれほど考えていなかったりして・・・
読了日:11月14日 著者:鎌池和馬
掟上今日子の挑戦状掟上今日子の挑戦状感想
祝ドラマ化。なるほど行き詰ったときには寝ることで一旦リセットできるわけか。便利なような、そうでないような。この巻はちょっとコミカルで可愛い今日子さんなのでした。
読了日:11月14日 著者:西尾維新,VOFAN
自転車女医のサイクリニック自転車女医のサイクリニック感想
女医さんの視点による入門本なので、健康・安全のための内容が多い。ドロン様のエッセーにはいつも爆笑するけど、そこに期待していると空振りかも。自転車EDの話、じつはちょっとわかるかも(笑)
読了日:11月12日 著者:ドロンジョーヌ恩田,蔵本理枝子
マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になったマイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった感想
夢と可能性を示してくれる素晴らしい一冊。ジョン・ウッドのようにビジネスマインドと社会的使命感を兼ね備えた人物がNPOを立ち上げてくれるのは理想の形だろう。彼の手本になったスティーブ・バルマーのエピソードも印象的だった。人任せではなく、このようにパワフルに行動できる人に・・・なれるかなあ。
読了日:11月12日 著者:ジョン・ウッド
ゲート外伝+ 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり <特地迷宮攻略編>ゲート外伝+ 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり <特地迷宮攻略編>感想
迷宮編はヤオ話でしたが、ここまでドジっ子設定だったとは。「恋人の理解ある言動に甘え、いいやいいやと自分を改めようとしなかったからである。理解と許容は別の次元のものであることをヤオはもっと早く気付くべきだったのだ」うーんなんだか実体験が感じられるぞ。外伝ですが殿下の騎士団に『芸術』が広まる伏線はすでにここからあったわけですね。しかし「ロクデ梨」に「味痢召」に「罵留散」って(笑)ここに来て円熟の面白さでした。
読了日:11月9日 著者:柳内たくみ
湯神くんには友達がいない 7 (少年サンデーコミックス)湯神くんには友達がいない 7 (少年サンデーコミックス)感想
『湯神くんはジャージが臭い』(笑)
読了日:11月9日 著者:佐倉準
中国嫁日記(三)中国嫁日記(三)感想
国際結婚って手続き大変なんですねえ。しかも「芸術写真」まで。ジンさんの愛がさりげなくスゴイです。ヘンなヤツらのせいで中韓関係が変なご時世だけど、こういう庶民感覚でリアリティのあるエッセイは貴重だと思います。この作品のおかげで随分偏見が和らいでいるのでは。
読了日:11月8日 著者:井上純一
これはゾンビですか? (19) はい、お前じゃねぇよ! (富士見ファンタジア文庫)これはゾンビですか? (19) はい、お前じゃねぇよ! (富士見ファンタジア文庫)感想
猫カフェは可愛いけど、猫科カフェは嫌だなあ(笑)木村さんの小ネタはサイコー。心のなかでクスクス笑いながら読み進めていく感じが大好きです。ラノベ界の「ボケ・ツッコミ賞」はこの作品で決まり。
読了日:11月5日 著者:木村心一
十二大戦十二大戦感想
西尾維新版の聖杯戦争ってか。戯言シリーズのバトルシーンを思い起こす(当たり前か)カッコ良いような、あっけないような戦士達の戦いでした。無駄に細かいキャラ設定もいつもの西尾作品らしい。ある意味予想どおりの読後感でした。
読了日:11月4日 著者:西尾維新
この空のまもり (ハヤカワ文庫JA)この空のまもり (ハヤカワ文庫JA)感想
これアニメ化とかしませんかねえ。明治以降にでっち上げられた『日本』観とか、それを悪用しようとする右傾化勢力とか、2015年の今こそ扱うべき内容がたくさん描かれていて感心することが多かったです。仮想世界や幼なじみとの恋愛などウケそうな要素も満載だし、終盤の仮想空間に草原が広がるシーンなどもクライマックスにふさわしい映像が出来そうだし、名作が出来そうな予感がプンプンします。
読了日:11月2日 著者:芝村裕吏

読書メーター

2015年11月4日水曜日

2015年10月に読んだ本

2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:26冊
読んだページ数:7799ページ
ナイス数:115ナイス

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者12 (講談社ラノベ文庫)アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者12 (講談社ラノベ文庫)感想
腐女子のための巻。というかBL好きの方は楽しめたんですかね。古今東西ホモの話は尽きないので「愛に性別は関係ない」というのは(理性的には)分かるんですが、それを見て喜ぶのは『新しいっ!』趣向んですかね。ってどうでもいいことを考えてしまうぐらいストーリーはどうでもよい・・・みたいな。
読了日:10月30日 著者:榊一郎
表参道・リドルデンタルクリニック表参道・リドルデンタルクリニック感想
「死亡フラグ」や「ドS刑事」を読んでいたのが、小説としてかなり上手くなった印象(上から目線ですみません)。と思ったら七尾さんって歯科医だったんですね。ちょうど自分も歯の治療中だったので余計印象深かったのかもしれませんが、この路線は七尾さんにしか書けないと思いますので、下手の横好きは止めてとことん突き詰めていったら良いのではないでしょうか。
読了日:10月30日 著者:七尾与史
なのは洋菓子店のいい仕事 2 (少年サンデーコミックス)なのは洋菓子店のいい仕事 2 (少年サンデーコミックス)感想
さすが若木さん、いい仕事してまっせ。この人の描くヒロインって、たとえテンプレ設定でも可愛く見えて共感できるのがズルい。サンデー陣でも女子を描かせたら屈指の実力者ですね。男子は・・・まあいいや(笑)
読了日:10月28日 著者:若木民喜
視えるんです。 2 (幽BOOKS)視えるんです。 2 (幽BOOKS)感想
前に一度読んですごく怖かった印象があったんだけど、2度めのせいか畏怖と優しさが感じられて心地よかった。なんだか温かい気持ちになれました。でも幽霊は視られなくて結構かな。
読了日:10月28日 著者:伊藤三巳華
仕事と私どっちが大事なのって言ってくれる彼女も仕事もない。  わが妄想のツイッター録仕事と私どっちが大事なのって言ってくれる彼女も仕事もない。 わが妄想のツイッター録感想
エロい妄言もTwitterで単発に読むならCoolだけど、さすがにまとめて読まされるとツラいなあ。超人気のスイーツを何箱もまとめ食いしたような、「美味いんだけど、もう勘弁して」って気分になりました。
読了日:10月28日 著者:処之助
新潟のおせんべい屋さんが東京の女子中学生にヒット商品づくりを頼んだらとんでもないことが起こった!?新潟のおせんべい屋さんが東京の女子中学生にヒット商品づくりを頼んだらとんでもないことが起こった!?感想
以前から気になっていたけど、ホームの目黒区図書館には入らないので、豊島区図書館に出張っていって借りました。やはり読んでよかったと思える内容。企業人の大人が読んでも、中高生が読んでも心に残る一冊だと思います。商品に対する真面目な姿勢ゆえに視野を狭めていることに気づいて意識変革を図る社長の見識もスゴイし、女性としての人生が見えてくる28歳の自分のための目的設定を置いている品川女子の教育方針も見習うべきものがある。学生、企業、そしてプロのプランナーの評価と3つの視点で描いた編集もよかったと思う。
読了日:10月28日 著者:
視えるんです。〈3〉 (幽BOOKS)視えるんです。〈3〉 (幽BOOKS)感想
ただの『怖い話』じゃなく温かみを感じるお話が伊藤さんの特徴かな。子供の頃から「視えちゃう人」方には、幽霊も、この世の『困った人』と同じようなものなんでしょうね。怖がったり気持ち悪がったりするだけではなく、手助けをしてあげるのがスゴイです。怖いけど、神様の声が聞けるのは羨ましいような、そうでないような。
読了日:10月28日 著者:伊藤三巳華
葬送学者 鬼木場あまねの事件簿葬送学者 鬼木場あまねの事件簿感想
疲れているときなどにオススメのなんちゃってミステリー・・・みたいな。コミカルでキャラ立てもユニーク,おまけに知的な要素もあるエンターテイメント。そのうちドラマ化しそうな匂いがプンプンする作品です。続編がありそうなので楽しみだな。
読了日:10月25日 著者:吉川英梨
愚者のジャンクション-side friendship- (角川スニーカー文庫)愚者のジャンクション-side friendship- (角川スニーカー文庫)感想
注目している作家さんなんですが、ちょっと微妙でした。挑戦的な文体は好きだけど、作品としては完成度があまりに低すぎないか? 「荒削りな魅力」といえばいいんだろうけど、『ゴツゴツしている岩風呂』に入っているような痛さとと心地よさが同居している感じだった。
読了日:10月25日 著者:耳目口司
女騎士さん、ジャスコ行こうよ3 (MF文庫J)女騎士さん、ジャスコ行こうよ3 (MF文庫J)感想
伏線ロングパスが飛び交う空中戦の様相です。元公務員のラノベ作家って誰なんだろう? そして最後に爆弾発言。ええっまさか4巻の表紙って・・・やっぱ伊藤ヒロのラノベは面白い。
読了日:10月22日 著者:伊藤ヒロ
彼女はろくろ首(1) (講談社コミックス)彼女はろくろ首(1) (講談社コミックス)感想
ろくろ首萌え、チョーかわいいです。このリアクションは新しいっ!!
読了日:10月17日 著者:二駅ずい
なのは洋菓子店のいい仕事 1 (少年サンデーコミックス)なのは洋菓子店のいい仕事 1 (少年サンデーコミックス)感想
「神のみ」の若木さんだけど、セリフの節々に含みがあって相変わらず面白いですね。女子はあいかわらずカワイイし、あとはケーキの『暴力』に絵柄でもっとインパクトを与えられればなあ。
読了日:10月17日 著者:若木民喜
掟上今日子の推薦文 (講談社BOX)掟上今日子の推薦文 (講談社BOX)感想
ドラマが始まったタイミングで2巻目を読破。あれ語り部が変わってるじゃん。読んでいる最中は心地いいんだけど、読み終わったあとにほとんどストーリーを覚えていない面白さって不思議だな。
読了日:10月17日 著者:西尾維新
西東京市白光団地の最凶じいちゃん・イワオ(74) 1 (オークラ出版文庫)西東京市白光団地の最凶じいちゃん・イワオ(74) 1 (オークラ出版文庫)感想
さすがや戸梶。アナーキーでバイオレンスでコミカルすぎる。でも映像化は絶対無理やで!!
読了日:10月17日 著者:戸梶圭太
お金持ちの「投資家脳」、貧乏人の「労働脳」 ――本物のお金持ちしか知らない55の法則お金持ちの「投資家脳」、貧乏人の「労働脳」 ――本物のお金持ちしか知らない55の法則感想
私はFXをやっているのですが、基本的な行動指針としては参考になりました。「労働脳=攻撃的、投資家脳=防御的」とか、「10のうち9を他人の利益とし、その後に1を自分を利益として受け取り、それを10人から受け取ればよい」という考えも、普遍的ながらも現在失われつつあるなと感じた。だいたい『グローバル化』って、自国の武器の在庫処分のために他国に戦争をやらせようという国のルールに従うってことですもんねえ。
読了日:10月15日 著者:世野いっせい
革命のリベリオン: 第I部 いつわりの世界 (新潮文庫nex)革命のリベリオン: 第I部 いつわりの世界 (新潮文庫nex)感想
巨大地震によるカタストロフ後の世界、DNAによる選別、少年と少女の出会い、そして人型ロボットによる戦闘。うーん、素材としてはどれも陳腐化してないかな? ここまではそれを良い意味で裏切る意外性にまでは至っていない感じ。第2部に期待。
読了日:10月14日 著者:神永学
婚外恋愛に似たもの婚外恋愛に似たもの感想
表紙のうちわがポイントだったんですね。宮木さんらしく女性の性が清々しく描かれていて楽しかった・・・かな。おじさんには耳の痛い話ばかりでしたが(笑)
読了日:10月14日 著者:宮木あや子
ログ・ホライズン9 カナミ、ゴー! イースト!ログ・ホライズン9 カナミ、ゴー! イースト!感想
先にアニメを見ていたのでイメージはあったけど、セリフの細部はやはり文章で読まないと。これから本格的に大災害後の世界の正体が解き明かされていくのが楽しみです。
読了日:10月14日 著者:橙乃ままれ
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者11 (講談社ラノベ文庫)アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者11 (講談社ラノベ文庫)感想
異世界にデジカメブーム到来&撮影マナーを忘れずに。ラッキーすけべもお約束どおり。期待通りのテンプレ展開(ホメてますよ)チャ○カのコスプレ大会もファンには嬉しい展開でした。しかし慎ちゃん、生殺しもつらそうだなあ。
読了日:10月14日 著者:榊一郎
私の体がワイセツ?!: 女のそこだけなぜタブー (単行本)私の体がワイセツ?!: 女のそこだけなぜタブー (単行本)感想
当時のマスコミの気持ち悪い報道だと何がなんだかわかんなかったけど、こういうことだったんですね。たしかにこんなことで逮捕されるなら、でかいちんこを持って練り歩くお祭りもわいせつ罪にしなきゃ筋が通らない。「貧乏でどこの組織にも属していない独身女」だと思って舐めてた警察の卑劣さが逆に暴かれちゃって、しかもその仕返しに再逮捕なんて恥さらし。この逮捕劇が逆にが海外メディアに日本の行政やマスコミのアホさを世界中に宣伝する結果となり、まさに「自爆行為」だったことがよくわかりました。
読了日:10月7日 著者:ろくでなし子
私はこうしてストーカーに殺されずにすんだ (単行本)私はこうしてストーカーに殺されずにすんだ (単行本)感想
ストーカーとテロリストって同質だなって感じました。法律は「起きたこと」に対するものなので、「殺されて」から警察が動いてもあとの祭り。実際のストカー殺人のほとんどが警察に相談しているなかで起きていることに衝撃をうけました。もし女性が読んだら本当に怖い一冊だと思いますが、知らずに身の危険にさられるぐらいなら絶対読んでほしい本です。あと誠意のある警官・弁護士なら絶対読めよ。
読了日:10月7日 著者:遙洋子
男しか行けない場所に女が行ってきました男しか行けない場所に女が行ってきました感想
『賢者モード』で風俗を見てみたら、こんなにシンドいものでした。みたいな。
読了日:10月7日 著者:田房永子
新約 とある魔術の禁書目録 (12) (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録 (12) (電撃文庫)感想
数あるラノベのなかでも老舗になってきたこのシリーズ。いまでも「とんがった感じ」を維持しているのはさすが。でもサンジェルマン伯爵と聞くとつい笑ってしまうのは久米田さんのせいだな。初期の魅力的なキャラが懐かしく思えるのは敵役インフレーションが進みすぎたせいかな? 他にずいぶんシリーズも増えたけど、結局どこへ行くんだ鎌池さん?
読了日:10月6日 著者:鎌池和馬
ヘヴィーオブジェクト 氷点下一九五度の救済 (電撃文庫)ヘヴィーオブジェクト 氷点下一九五度の救済 (電撃文庫)感想
中二病的ネーミングにおいて右に出るもののいない鎌池さん。あらためてちょっとした比喩表現が洒落てるなと感じます。はるか人智を超えちゃったものと戦っている「禁書目録」より、こちらのシリーズのほうが理解しやすいと思っている人も多いのでは。ちょうどアニメも始まったし、もう一度読み返したい気分になってます。しかしエリート様は美人である必要があるのだろうか? 純粋に読者サービス?(笑)
読了日:10月6日 著者:鎌池和馬
黄金の騎士団黄金の騎士団感想
ひさびさにクオリティの高い日本語を読んだ気がしました。現代的な要素と普遍的な要素のマッチングも絶妙。まさに「スゴ技」的な職人芸。井上さんだったらスカッとするハッピーエンドを描いてくれたと思うと残念です。
読了日:10月2日 著者:井上ひさし
「謎」の進学校 麻布の教え (集英社新書)「謎」の進学校 麻布の教え (集英社新書)感想
自分が高校生の頃、高校野球の応援で麻布生が相手校を「落ちこぼれー」って野次るとかマナーが悪いことで有名だった。アカデミズムにおける「自由な発想」を育むためには、「自由放任」は本当に必要なのだろうか? 
読了日:10月1日 著者:神田憲行

読書メーター

2015年10月1日木曜日

2015年9月に読んだ本

2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5048ページ
ナイス数:132ナイス

テスタメントシュピーゲル (2) (上) (角川スニーカー文庫)テスタメントシュピーゲル (2) (上) (角川スニーカー文庫)感想
(1)からどれくらい間があいたんだろう。もうすっかり登場人物もキャラ設定も忘れてた。それにしても角川、イラストと世界観のアンマッチにもほどがあるぞ。血みどろサイバーパンクなストーリーになんでこの絵を使ったかねえ?冲方丁独特の『主体=述部』の叙述は並列的に多視点で状況を書いていくには効率良さそうだけど、どうも読みにくくて最後まで慣れなかった。
読了日:9月27日 著者:冲方丁
ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈下〉 (アルファポリス文庫)ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈下〉 (アルファポリス文庫)感想
異世界相手の戦いが上巻なら、現世界で某大国の非合法工作員と戦うのがこの下巻。柳内さんは自衛隊出身だから、こういう話やりたかったんでしょうね。この先で世襲独裁者のバカ息子とか出てくるんですが、現実の政治情勢やサブカルのパロディ知識がないと面白さ半減しちゃうね。「現実にも創作世界にも詳しいおとな」のためのファンタジー、侮りがたし!!
読了日:9月26日 著者:柳内たくみ
ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファポリス文庫)ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファポリス文庫)感想
アニメ放送につき文庫版で再読。かなり文章がスマートになって読みやすくなったと思うのは映像で補完されたせいかな。異世界ファンタジーとはいえ、けっこう「大きなおともだち」向けの作品だったなって再認識しました。
読了日:9月26日 著者:柳内たくみ
東京より憎しみをこめて 3 (星海社FICTIONS)東京より憎しみをこめて 3 (星海社FICTIONS)感想
こんどのオチはGoogleですか? 運営母体が極道だってリークされると瓦解する脆弱なビジネスモデルだと思うんですが・・・
読了日:9月26日 著者:至道流星
林業男子 いまの森、100年先の森林業男子 いまの森、100年先の森感想
とても夢があって素敵な話だったけど、かっこいい女性も大勢でてきて「男子」じゃねーよなって。建築資材としても観光資源としても温暖化対策としても非常に重要な産業なので、林業がもっと注目されるといいですね。
読了日:9月26日 著者:山﨑真由子
実名大公開! 入ってはいけない生命保険実名大公開! 入ってはいけない生命保険感想
言ってしまえば保険の本質はギャンブル。本来相互扶助のための保険会社は使い捨てのおばさんに営業をさせて、自分達は一等地にでかいビルを建てて高給をとっているんだから、賭場の胴元みたいなもの。自分も保険の仕事をしているが、本当にこの商品売っていいのか疑問に思うことがちらほらある。しかし不運な人には実際に必要なものだし、いらないと言い切れないのも確かだ。このような批判の場が増えて、本当に消費者のための商品が増えることを望みます。
読了日:9月26日 著者:三田村京
【至急】塩を止められて困っています【信玄】 日本史パロディ 戦国~江戸時代編【至急】塩を止められて困っています【信玄】 日本史パロディ 戦国~江戸時代編感想
もし戦国時代にメールやLINEのようなネットツールがあったら。アイデアはすごく面白いんだけど、そこに本音やパロディが乗っかったら傑作になったのでは。と思うと惜しい気がする。デパ地下で見た目ユニークなケーキを買ったけど、食ったら味は平凡だった。みたいな。
読了日:9月26日 著者:スエヒロ
3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)感想
ふわふわっとした絵柄でグサッとやばいところを突いてくる。人の優しさを逆手に取ろうとする捨男にムカつき、どんなにクズでも肉親の情で信じたい気持ちと決別したあかりさんの決意に泣けました。この対決と、藤本棋士の大人気なさ(?)はこの巻のみどころでした。しかしどの巻を読んでも「羽海野チカすげーな」って思ってしまうのはさすがすぎる。
読了日:9月26日 著者:羽海野チカ
あさひなぐ 16 (ビッグコミックス)あさひなぐ 16 (ビッグコミックス)感想
部内総当り戦。もう以前のように仲良し同士ではいられない。試合とともに各キャラの内面が描かれて、いつもより中身の濃い巻になってます。またエンディングかカッコいいのなんのって。はやく続編だしちくりー。
読了日:9月16日 著者:こざき亜衣
大資産家になるためのアジア副業マニュアル100万円から実現できる人生改革 (PHPビジネス新書)大資産家になるためのアジア副業マニュアル100万円から実現できる人生改革 (PHPビジネス新書)感想
移動で飛行機に乗る時、なにか商品を持って乗るという発想はなかったなあ。与えられた仕事には勤勉だけど、自分で儲ける方法を考える能力については本当劣っているな日本人。この本を読んだとして「あさましい」とか「面倒くさい」と感じる人も沢山いるんだろうなあ。
読了日:9月16日 著者:澤木恒則
わたし、すっぴんジャージで「億」を稼いでます。わたし、すっぴんジャージで「億」を稼いでます。感想
1.FX取引の参考にしようと思って読むならハズレです。2.98%ぐらい女性向け。3.本当に悪いヤツはいい人のフリをして寄ってきていろいろ世話をしてくれるけど、それに恩を感じたら思うツボなのね。そこは参考にさせていただきます。以上。
読了日:9月13日 著者:sarah
営繕かるかや怪異譚営繕かるかや怪異譚感想
怖っ!! さすが小野さん、期待どおりのオシゴトされてます。例えるなら辛いけどたまに食べないといられない、ホラー小説界の蒙古タンメンみたいな(笑)。マニア向けにならず、ちゃんと商業的に成功するラインをきちんと分かっていらっしゃるのはさすがです。尾端さんのキャラ設定にも興味津々ですね。
読了日:9月13日 著者:小野不由美
邪道モテ! オンナの王道をゆけない女子のための新・モテ論邪道モテ! オンナの王道をゆけない女子のための新・モテ論感想
男子からみたらお二人ともそーとー美人なんですが、女性の内面は複雑で難しい永遠の謎なのですね。興味本位でぱっと見ならいいですが、がっつり読もうとすると男性にはシンドイです。サーセンでしたっ!
読了日:9月13日 著者:犬山紙子,峰なゆか
純喫茶「一服堂」の四季純喫茶「一服堂」の四季感想
装丁から最近よくあるシリーズを想起するけど、でも東川さんだしなー。って思っていたが、読んだら納得。やっぱり期待通りの仕事をしてまっせ。いろんなミステリーが書かれて大概のトリックも書き尽くされたかと思っていたけど、汲み取りトリックには予想の遥か上を行かれました。
読了日:9月12日 著者:東川篤哉
忍者物語忍者物語感想
よくある忍者モノだと、「戦士」+「魔法使い」みたいな人間離れした活躍が書かれちゃうけど、地味でリアルな忍者像が描かれたお話だと思う。しかしさすが東郷隆は上手くて、楽しく読ませてもらえた。
読了日:9月12日 著者:東郷隆
マインド・クァンチャ - The Mind Quencherマインド・クァンチャ - The Mind Quencher感想
森博嗣の剣豪小説がこんなにおもしろいとは。シリーズ完結は残念だけど、こういう潔さというか執着の無さも森作品の特徴なので仕方ない。「スカイ・クロラ」みたいにどこかの巨匠が映像化してくれないかな。
読了日:9月12日 著者:森博嗣
元国税調査官が明かす金を取る技術 (光文社新書)元国税調査官が明かす金を取る技術 (光文社新書)感想
数字の扱いに疑問があり全面的に同意はできないが、それでも主旨は概ね正しいと思う。こういう与党や官僚の下心にツッコミをいれて世論形成にまで持っていく構想をどこかの野党は考えていないのかしら?
読了日:9月12日 著者:大村大次郎
戦国スナイパー5 壊れた歴史を修復せよ篇 (講談社BOX)戦国スナイパー5 壊れた歴史を修復せよ篇 (講談社BOX)感想
あれっ、これで終わりなの? 結局慶一郎には安寧の場所は訪れず、同業他社の正体もよくわからず。でも現実の事件の結末もこんなものかも。どこまで行っても結論が定まらないから、タイムパラドックスを作品に取り込むのは難しいですね。
読了日:9月12日 著者:柳内たくみ
蒼鋼の冒涜者<ブルースチール・ブラスフェマ> (HJ文庫)蒼鋼の冒涜者<ブルースチール・ブラスフェマ> (HJ文庫)
読了日:9月1日 著者:榊一郎

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