2012年7月2日月曜日

2012年6月に読んだ本

6月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:11931ページ
ナイス数:87ナイス

黒猫の遊歩あるいは美学講義黒猫の遊歩あるいは美学講義
ポー、上田秋成、ウォーホール、マラルメにドビュッシー、ワーグナーとニーチェ。内容は深くないけど、ネタは豊富な芸術論が語られています。知識って等比級数的に増えるんだろうね。『本当に優れた芸術というのは、あるジャンルを通して別のジャンルの芸術を体験させるようなものだと思う』というセリフに筆者の感覚が集約されている気がする。
読了日:06月29日 著者:森 晶麿
姫は、三十一 (角川文庫)姫は、三十一 (角川文庫)
『妻はくノ一』のスピンオフ? 本編でも登場した静湖姫が主人公です。風野さんのユーモラスな部分がフューチャーされた、楽しいシリーズのようですね。江戸時代に『嫁活』って・・・(笑)
読了日:06月28日 著者:風野 真知雄
羽月莉音の帝国 10 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 10 (ガガガ文庫)
ラノベ史上最大(?)の大風呂敷を広げた作品もついに完結。革命部が目指した世界を楽しみにしていたんですが、たとえ青臭い理想だとしてもそこが描かれなかったのはちょっと残念。途中「ミサイル戦は必要?」と思ったけど、主人公たちをリセットするために必要なエピソードだったのね。結局「破壊後の厄介は大人にパス」だったけど、若者だから再チャレンジがゆるされる?・・のかな。
読了日:06月27日 著者:至道 流星
無花果の実のなるころに無花果の実のなるころに
西條さんには時代物のイメージがあったけど、現代モノもいけるじゃないですか。粋なおばあちゃんと良くできた孫(しかも料理上手!)のコンビが超クール。軽妙だけど人情味もあり、清涼感を感じる素敵な作品です。
読了日:06月27日 著者:西條 奈加
ドリームバスター〈4〉ドリームバスター〈4〉
時間鉱山編・完。いろんなSFを読んだけど、宮部さんの情景描写力はやっぱり凄いなあ。ハラハラ感もあるし、ストーリーの節目ではきちんと感情的な折り目もつけてくれます。はやく続編を出してください。
読了日:06月25日 著者:宮部 みゆき
悪魔と小悪魔 (メディアワークス文庫)悪魔と小悪魔 (メディアワークス文庫)
翻訳モノ?と感じるような文体が印象的。バルサザー(バルタザール、東方の三博士)、マルドゥク(古代バビロニアの神)、ソロモン72柱の悪魔など幻想文学好きの中2病心をくすぐるネーミング(L様ってルシファーだよね)。”悪魔さえ手玉に取る小悪魔”という設定が秀逸です。バルサザーが『ハムレット』のセリフを逆手にとった反撃は超クールでしたが・・・。結局仁緒はツンデレだったの?
読了日:06月25日 著者:大坂 翠
司書とハサミと短い鉛筆 (電撃文庫)司書とハサミと短い鉛筆 (電撃文庫)
うーん。銀髪ツルペタヒロイン。文語体っぽいセリフ。「禁書」を収める異空間の図書館。ライバルにメガネっ子女子。「ダンタリアンの書架」×「シーキューブ」みたいな印象。発表された時期は同じぐらいだから偶然だろうけど、どこか既読感を感じてしまう・・・
読了日:06月25日 著者:ゆうき りん
超特急便ガール!! (メディアワークス文庫 み 3-2)超特急便ガール!! (メディアワークス文庫 み 3-2)
1巻に続き、爽やかで心が熱くなる作品。仕事のやりがいって、その職場を離れて初めてわかるんだよね。若い人はアルバイトとかインターンシップとかで、ぜひいろんな経験をしてください。
読了日:06月21日 著者:美奈川 護
さよなら絶望先生(29) (講談社コミックス)さよなら絶望先生(29) (講談社コミックス)
いつもネタの拾い方に感心するけど、今巻は特に冴えてますね。ソフトバンクがまじシャレになってね~!
読了日:06月20日 著者:久米田 康治
“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2) (ファミ通文庫)“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2) (ファミ通文庫)
是光がフラグ立てまくってるぞ。気づいたらヒカルみたいになっていた。なんてオチじゃないよね。
読了日:06月20日 著者:野村 美月
三匹のおっさん ふたたび三匹のおっさん ふたたび
豆腐やそうめんみたいな味だけど、独特の深みがあって癖になる美味しさ・・みたいな作品。ご近所ヒーローだと事件のあとも付き合いが残るわけだから、相手の立場も踏まえた解決が必要なわけですね。
読了日:06月20日 著者:有川 浩
はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ) (HJ文庫)はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ) (HJ文庫)
あんまり鬼畜じゃないやん。TVアニメ化するらしいけど、女子の失禁シーンは放送しちゃいけない気がする・・・
読了日:06月19日 著者:上栖 綴人
犬とハサミは使いよう2 (ファミ通文庫)犬とハサミは使いよう2 (ファミ通文庫)
巻頭イラストをみて「枢やな?」と思ったのはオイラだけ? ハサミで戦うのは零崎双識だし、鮪喰〈マグロイーター〉は匂宮出夢の必殺技を想起させる。これはパロディとかオマージュでやっているのかなあ? セリフのセンスは抜群だし、気に入っている作品なんだけど、西尾維新の亜流みたいな言われ方をしないかちょっと心配。
読了日:06月19日 著者:更伊 俊介
ちはやふる(17) (BE LOVE KC)ちはやふる(17) (BE LOVE KC)
この巻も清廉で研ぎ澄まされた感覚に引き込まれます。敗れた詩暢ちゃんの笑顔がなんとも印象的。余計なものを捨て去って、次回登場するときはどんだけ強くなっているんだろう、と期待させます。またタイトルの「ちはやふる」が主人公の名前以上の深い意味を含んでいたことに感動。ライバルたちに新たな高み示してくれた新のカッコよさも際立ちました。
読了日:06月18日 著者:末次 由紀
羽月莉音の帝国 5 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 5 (ガガガ文庫)
読了日:06月18日 著者:至道 流星
羽月莉音の帝国 6 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 6 (ガガガ文庫)
読了日:06月18日 著者:至道 流星
羽月莉音の帝国 7 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 7 (ガガガ文庫)
沙織のイラストが「BLOOD-C」の小夜だよね。刀持ってるし・・・
読了日:06月18日 著者:至道 流星
羽月莉音の帝国 8 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 8 (ガガガ文庫)
「大逆転キター!」確かに証券市場なんて賭博の胴元みたいなものだよな。ラノベらしい壮大なファンタジーだけど、経済小説としてもチョ~面白い作品ですな。ところで沙織のイラストが「生存戦略~」なんですけど・・・(笑)
読了日:06月17日 著者:至道 流星
羽月莉音の帝国 9 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 9 (ガガガ文庫)
とうとう力独立国家を宣言した革命部。次巻でどんな新しい世界の姿を示してくれるのか楽しみです。
読了日:06月17日 著者:至道 流星
犬とハサミは使いよう (ファミ通文庫)犬とハサミは使いよう (ファミ通文庫)
「ラノベ好き書店員大賞」10位も納得の面白さ。『R.O.D』から続く本好きモノの系譜に、西尾維新を思い起こすノリツッコミのテンポ感。そういえばヒロインは戦場ヶ原に似てるよね。完成度はともかく、読んでいてビリビリ感じるものがありました。「俺ってエロ小説でないと抜けないし・・・文字列になって出直して来いよ」は個人的にラノベ史上に残る名セリフです。
読了日:06月17日 著者:更伊 俊介
も女会の不適切な日常1 (ファミ通文庫)も女会の不適切な日常1 (ファミ通文庫)
表紙やタイトルからユルい残念系の印象を受けたが、「この表紙は誰?」とちょっと引っかっていた。途中からまさかの展開で、あれが伏線だったのかと合点。よい意味で期待を裏切り、緊張感を持って楽しませてもらいました。
読了日:06月14日 著者:海冬レイジ
JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVENJOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN
振り切れチャラのディオをあえて内省的に描いたのは西尾さんの作戦か。かなり読者を選ぶ作品だけど、オマージュとしてはアリかと。
読了日:06月14日 著者:西尾 維新,荒木 飛呂彦
VS!!―正義の味方を倒すには (電撃文庫)VS!!―正義の味方を倒すには (電撃文庫)
「主人公は悪の秘密結社の戦闘員」というから一発狙いの設定モノかと思ったら、なかなかの深い内容。ヒーローに石ころのように蹴散らされるだけの役割に疑問を抱き、仲間から批判されながらも生き残ろうとしたニーイチだが、ある怪人の死をきっかけに自分の中にある「勝ちたい」思いに気づく。終盤の戦闘シーンには胸が熱くなります。これで最後に死んでおしまいならハードカバーの文学なんでしょうが、ラノベらしい救済のあるエンディングが素敵でした。
読了日:06月12日 著者:和泉 弐式
百姓貴族 (2) (ウィングス・コミックス)百姓貴族 (2) (ウィングス・コミックス)
動物愛護団体からは怒られそうだけど、楽しい演出と共に生産者としての生命への愛情が伝わってきます。しかしお父さんったら、どんなラノベのキャラより面白すぎる!!
読了日:06月11日 著者:荒川 弘
スリム・コンバット (レタスクラブムック)スリム・コンバット (レタスクラブムック)
ボクシングや拳法の動作を使ったエアロビクスみたいな構成です。キック動作は体幹と股関節に効く実感がありました。日頃ジョギングなど有酸素系をよくやっていて、お腹まわりをなんとかしたい人にはピンポイントに効果がありそうです。
読了日:06月11日 著者:桑崎 寛
羽月莉音の帝国 4 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 4 (ガガガ文庫)
笹川良一や児玉誉士夫をイメージさせる右翼の黒幕、竹中平蔵と日本振興銀行を思い起こさせる銀行の経営破綻などリアルな題材が面白い。でも莉音らが目指している国家は、黒社会と共存する社会なのだろうか?
読了日:06月11日 著者:至道 流星
羽月莉音の帝国 3 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 3 (ガガガ文庫)
荒唐無稽さとリアル世界の情勢を組み合わせて、主要キャラが好感を失わないレベルでグレーゾーンを渡っていくのは、結構難しいバランス感が必要だろう。たとえば黒社会との折り合いなどはどうするのだろうか?
読了日:06月11日 著者:至道 流星
キュージュツカ!1 (ファミ通文庫)キュージュツカ!1 (ファミ通文庫)
4コマ漫画のラノベ版。このスタイルが確立するかは? でも『パーティーでは主役になれない弓使い。だけど斧使いよりマシ』という基本コンセプトは楽しいです。弓でチャンバラしたし、アンコウを捌いたりと、なんでもやっちゃってください。
読了日:06月11日 著者:関根パン
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 2 (GA文庫)俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 2 (GA文庫)
元カノっていうから鋭太もやるな。と思ったら、前世の彼女かよ。女の子が押しかけてくるのは修羅場じゃないよ、ハーレムだよ。
読了日:06月11日 著者:裕時 悠示
羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫)
ありもしないモノに無理やり価値をつけてお金を集める。これが資本主義だ~!!。
読了日:06月07日 著者:至道 流星
僕はやっぱり気づかない 3 (HJ文庫)僕はやっぱり気づかない 3 (HJ文庫)
各ヒロインをクローズアップした短編集。もにゅ美の貞操の危機(?)に、かなりドキドキしてしまいました。そりゃあんまり鬼畜すぎる!!
読了日:06月07日 著者:望 公太
僕はやっぱり気づかない2 (HJ文庫)僕はやっぱり気づかない2 (HJ文庫)
この巻でもヒロインを腹痛とかおむつプレイとかで容赦なく攻め立てちゃっています。アキラは意外にもラノベ界屈指のSキャラなんじゃないの? 独特の天然ボケがなんとも楽しい作品です。
読了日:06月06日 著者:望公太
「クトゥルフ神話」がよくわかる本 (PHP文庫)「クトゥルフ神話」がよくわかる本 (PHP文庫)
これで「這いよれ!ニャル子さん」がわかるようになる?
読了日:06月06日 著者:株式会社レッカ社
奥ノ細道・オブ・ザ・デッド (スマッシュ文庫)奥ノ細道・オブ・ザ・デッド (スマッシュ文庫)
昔から松尾芭蕉忍者説ってあるみたいだけど、空を飛んだり火を噴いたりしながら一句読むキレっぷりには感服。例えるなら『見た目は悪いが意外と美味しいB級グルメ、だがおかわりは断る!』
読了日:06月06日 著者:森 晶麿
電波女と青春男(7) (電撃文庫)電波女と青春男(7) (電撃文庫)
入間人間さんの作風って決して明るいわけじゃないけど、この作品にはクリームソーダのような甘さと爽やかさがありますよね。この巻はギャルゲーのマルチエンディング仕立て。どのルートもほのぼのしていて庶民的な幸福感に溢れていました。バカップル万歳!
読了日:06月05日 著者:入間 人間
さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)
生活能力のない美少女を面倒見る男子のお話。偶然だが続けて読んだのが『電波女と青春男』で、「設定同じじゃん」と思ってしまった。読んでいてもなんとも陰鬱な雰囲気がするので、読者を選ぶ作品だと思う。
読了日:06月05日 著者:鴨志田 一
棺姫のチャイカI (富士見ファンタジア文庫)棺姫のチャイカI (富士見ファンタジア文庫)
ダメ男っぽく登場するが、実は榊さんらしい硬派な主人公。でもドジッ娘ヒロインとかツンデレ妹とか、無理矢理ラノベのテンプレートにはめているところがちょっと残念。実績のある作家さんだし、もっと独自の世界観を描いて欲しいと思うのだが・・・とりあえず2巻も読んでみます。
読了日:06月04日 著者:榊 一郎
あさひなぐ 5 (ビッグ コミックス)あさひなぐ 5 (ビッグ コミックス)
この巻も爽やかでかっこいい、あさひかわいい! あさひがひろみをリードしてあげたり、過去の心の傷に悩む将子を抱き寄せてあげたりと、自分の成長を良い形で周囲に示していることがなんとも心地よいです。
読了日:06月01日 著者:こざき 亜衣
浜村渚の計算ノート 3さつめ 浜村渚の水色コンパス (講談社Birth)浜村渚の計算ノート 3さつめ 浜村渚の水色コンパス (講談社Birth)
あれっ、いつ渚のフラグ立ったんだっけ? 前半は「作風変わった?」と思ったけど、後半は期待通り。渚が五稜郭を武田斐三郎の『遺題継承』と指摘したところは、数学のロマンを感じさせる名セリフでしたね。
読了日:06月01日 著者:青柳 碧人,桐野 壱
羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫)
莉音が国を作りたい理由が純粋、誰でも思ったことあるよね。ツッコミどころは数々あるけど、もっとお粗末な経済小説も沢山あるし、期待感のある作品だと思う。シリーズも完結したようだし、イッキに読むぞ!!(図書館で借りて・・)
読了日:06月01日 著者:至道 流星

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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