賢者の石、売りますの感想自分の心情は羽嶋クンに近いかな。「都合のよい結論を導く」のが似非科学なんだろうね。これを書いたときは小保方さん犯罪者扱いだったんだろうけど、今は海外の研究機関でSTAP細胞が認められつつあるそうだし、小保方さんを招聘しようとする機関もあるそうなので、この小説自体「やっちゃった」感がありますね。ホントの科学は残酷?!!読了日:03月31日 著者:朱野 帰子
いせたべ~日本大好き異世界王女、求婚からの食べ歩き~ (カドカワBOOKS)の感想カクヨムで読んでいたけど、本になるとまた格別の気持ちになりますね。川岸さんらしい小市民ギャグの連発で、隅から隅まで心地よい。ガガガ文庫からKADOKAWAへ、三顧の礼で迎えられたってところですかね。Web小説を書こうとするミユ。「決めた!『小説家になろう』にする」「これはあくまでこちら世界の住人のひとりとしての勘なんだけど、これから『カクヨム』が伸びてくる気がするんだよ。ただの勘で他意はないんだけど」って、あざとすぎて爆笑しました。読了日:03月31日 著者:川岸 殴魚
サラバ! 上の感想商社の家族はいろんな国に行けていいなあ。って思うこともあるけど、家族が一緒にいられない時間が長いのも大変そうだなあ。イランとかエジプトの話が楽しかったけど、家族の別れは重かった。謎の宗教(?)が後編でどう関わってくるのか、興味津々で読むのが待ち遠しいです。読了日:03月31日 著者:西 加奈子
眼科医は市販の目薬をささない(専門医が教える目の健康とアンチエイジング) (廣済堂健康人新書)の感想高齢化社会でも視力の問題はちょー深刻。早い人は40代から悩んでますからね。老眼を遅らせるトレーニングはみんなが知りたいところです。日焼け止めを塗っても、目から紫外線が入るとメラニン色素を作っちゃうなんて知らなかったぞ。読了日:03月31日 著者:林田 康隆,日比野 佐和子
幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)の感想かなり強引な展開だけど、みんなそれらしく活躍していて期待通り。鴻ノ池が多少しおらしいけど、ちゃんと復活してくれて良かった。「痔で休職」と真鶴さんに言い訳されてしまった小鳥先生に心から同情します。読了日:03月31日 著者:知念 実希人
悲衛伝 (講談社ノベルス)の感想けっこうな分量をかけて積み上げていったものを、あっさり捨て去る西尾維新の潔さ。この執着心の無さが空々空を産み出したメンタリティなのね。まあ「話し合いで一件落着」なんて展開があるとも思えんかったし。ということで、次巻への期待は高まるばかりなのでした。読了日:03月24日 著者:西尾 維新
かがやき荘アラサー探偵局の感想期待通りの「ミステリーの皮をかぶったコメディー」。この作品でも東川さんお得意の「地域密着型探偵」が活躍します。難しい本に疲れたときにオススメ。読了日:03月24日 著者:東川 篤哉
新約 とある魔術の禁書目録(17) (電撃文庫)の感想どうも上里が「ニセ上条」にしか思えなくて。それにチートキャラの大盤振る舞いだけど、過去キャラとなんでかち合わないのかな? 一通さん&シスターズとか浜面軍団とか、学園都市がこれだけ危機に陥ったら黙っているとは思えない。なんてことを言い出したらこのシリーズ成り立たないか。(笑)読了日:03月22日 著者:鎌池 和馬
Re:ゼロから始める異世界生活 Re:zeropedia (MF文庫J)の感想リゼロ資料集? Web版やコミック版も含めた世界観で、ファン秘蔵本といった位置づけでしょうか。読了日:03月22日 著者:大塚 真一郎
新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙 (電撃文庫)の感想ロレンスの生き方が「商人」なら、コルの求めているものは「信仰」。時代背景も宗教改革期に重ねているようなので、若者達の冒険と社会の変革はどのような道をたどるのか楽しみ。神聖で純粋な願いや理想を持つ者ほど、俗人の欲望を知らないと足を救われることになる。マクベスの「Fair is foul, and foul is fair. 」というセリフは、案外こんなところを言っているのかもね。読了日:03月22日 著者:支倉凍砂
さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)の感想のちにシリーズ化されるキャラにしては大刀洗万智の描かれ方が意外でした。1990年代にサラエボのドキュメントを読み、包囲戦やスナイパーが面白半分に市民を撃ちまくっていたという知識もあったので、結末にはホント切なくなりました。オシム監督の奥様はこの包囲戦の生存者だそうで、「重み」を感じる一冊でした。読了日:03月21日 著者:米澤 穂信
ギリシア人の物語I 民主政のはじまりの感想「ギリシア人は短距離走者、ローマ人は長距離走者」という指摘がすごく腑に落ちました。イノベーションをもたらす者より、秩序を長期に渡り維持する者が勝つという真理は年季を重ねた者じゃないとピンとこないよね。高校で世界史をやった人は、ぜひこれを読んで「受験用の知識」を「教養」に補完してほしいです。読了日:03月21日 著者:塩野 七生
女子的生活の感想坂木作品で既出の「心は乙女男子」をさらに突っ込んでみた・・・みたいな? 『女子』の生態を同性でも異性でもない視点から見てみたという点はユニークなのかもしれないけど、なにかが「ぬるぬる」と逃げていく感じがする読書感でした。読了日:03月21日 著者:坂木 司
上流階級 富久丸百貨店外商部IIの感想これまでのエンタメ小説では、イケメンのゲイは「弱点」として描かれることが多かったと思うので、桝家母の『怒り』にちょっと感動した。けっこう多くの作家が、過去の作品に「やべー」って思っているに違いない。ところで数日前にどこかのビジネス誌に「百貨店の未来が外商部が握っている」って記事が出ていたけど、これ読んだんじゃね。読了日:03月16日 著者:高殿 円
Re:ゼロから始める異世界生活10 (MF文庫J)の感想まさに「ラノベの可能性をぶっ飛ばした一冊」。スバルが過去と対峙する場面は、アニメでみたら号泣必至って感じ。「父と子」「父と母」で、こんなにグッとくる会話は他に記憶にないです。Web版で一度読んでいたんですが、新キャラの造形も予想以上。巻頭イラストを見ただけでテンションちょー上がりました。読了日:03月14日 著者:長月 達平
狼と香辛料 (18) Spring Log (電撃文庫)の感想これは「よいバカップル」の話ですね。久しぶりの新作ですが、仕切り直して程よい安心感がありました。時の流れの違う二人が、物悲しい運命を好意的に受け入れている姿に心打たれます。次世代のお話にも期待大。読了日:03月13日 著者:支倉凍砂
コロンビア・ゼロ: 新・航空宇宙軍史の感想けっこう登場人物の内面を描いている比率が高く、バトルとかアクションを期待するとハズレかも。こういう科学設定を自然に受け入れて読める人が「SF読み」なんでしょうね。読了日:03月07日 著者:谷 甲州
水戸黄門 天下の副編集長 (文芸書)の感想新説・水戸黄門漫遊記! 月村作品といえば『非道なテロリストと戦うハードボイルド」でしたが、こんどは「締切無視の極悪執筆者に、正義の印籠が炸裂する」痛快時代劇。まさに新境地の一作。いつも締め切りに追われる作家が、原稿を取り立てる側を描くなんて、さぞかしニヤニヤしながら書いたんでしょうね。読了日:03月07日 著者:月村 了衛
図書館の魔女 烏の伝言の感想前作と違い、「泥まみれ&傷だらけ&びしょ濡れ」でお風呂入ってない感満載ですが、本当の敵が誰かわからず、手に汗握る展開が続きました。かなりページ数が多くて(笑)時間はかかりましたが、心が離れず最後まで引っ張ってくれる髙田さんの文章力に脱帽します。個人的にはマツリカ姉さんの出番をもっと~(笑)読了日:03月05日 著者:高田 大介
かぜまち美術館の謎便りの感想森先生の「美学シリーズ」でも披露された美術ウンチクと、「過去の淡い恋」を絡めることで、「おしゃれ~」なエンタメに仕上がりました。ホントこの作家さんは、引き出しが多くて上手だなあと感心します。読了日:03月05日 著者:森 晶麿
ナースをねらえ! 看護学生奮闘記 (コミックエッセイの森)の感想親戚にも友人にも看護師がいるんですが、うかがうごとに興味深いお話が聞けて「深い」お仕事だと思います。この作品は軽いエッセー風ですが、なかには笑い話にしなくちゃやってられないようなこともあると思います。出来ることは少ないですが、地道に医療を支える方々を心のなかで応援したいと思いました。読了日:03月05日 著者:シバキヨ読書メーター