2013年12月2日月曜日

2013年11月に読んだ本

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:7669ページ
ナイス数:214ナイス

図書館の魔女(下)図書館の魔女(下)感想
上巻から一転して冒険篇。上・下巻あわせてかなりの分量だけど、読み終わるのが勿体ない気持ちにさせてくれました。アルデシュの人名はハンガリーあたりを想定か。図書館が後世に負う役割と、それを担う人間たちの使命感に惹かれます。アクションシーンの描写はもっと上手くなる余地がありそうかな。でも心に残る作品でした。
読了日:11月26日 著者:高田大介
図書館の魔女(上)図書館の魔女(上)感想
最初はボリュームにビビったけど、読み始めると重厚な雰囲気と緻密な表現に引き込まれました。用語からすると、一の谷はローマ帝国っぽい設定か。マツリカとキリヒトの関係が、読者に媚びていない感じで心地よい。桜庭一樹「ゴシック」が、成熟した大人になったような情景が浮かんできました。この巻の終盤でキリヒトの背負っている役割が明らかになり、それでもなおマツリカが刀ではなく彼女を手を握っているように求める場面がとても印象的でした。
読了日:11月26日 著者:高田大介
坂本ですが? 2 (ビームコミックス)坂本ですが? 2 (ビームコミックス)感想
今、コミック界で一番シュールでクールなメガネ男子。職場の近くの本屋に原稿が飾ってあったけど、本当に緻密な絵に驚きました。異色のコメディで「こんな作品見たこと無い」みたいな。
読了日:11月20日 著者:佐野菜見
マグダラで眠れII (電撃文庫)マグダラで眠れII (電撃文庫)感想
巻タイトルを付けるとしたら『クースラ君がツンデレなのですが何か?』なーんか小学生が好きな子に意地悪しているみたい。伝説のダマスカス鋼ってどんなメリットがあるのかわからなかったけど、それで煙にまいて手柄にしちゃういかがわしさが錬金術士の評判なのでしょうね。前シリーズホロとロレンスのときは粋な会話が楽しみだったけど、期待するのはちょっと違うかも・・・
読了日:11月20日 著者:支倉凍砂
銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)感想
若い年代はエゾノーの生活を楽しんでいるのだろうし、我々親世代は八軒親子のすれ違いと和解に感じ入るものがある。読者に応じた重層的な楽しみ方ができるのも荒川作品の凄いところですね。にいちゃんの嫁、はたして料理の腕と味覚はいかに。
読了日:11月18日 著者:荒川弘
ホテル・モーリスホテル・モーリス感想
『黒猫』シリーズから入った作家さんだけど、格調の高い雰囲気はそのままで、こういうドタバタもイケるんですね。キャラの年齢設定がイマイチ腑に落ちなかったけど、軽妙な作風で楽しめました。
読了日:11月18日 著者:森晶麿
世界征服 2 03-08 (星海社文庫)世界征服 2 03-08 (星海社文庫)感想
『世界征服』といったって、具体的に何をどうするのか分かんないもんね。考えてみれば昔の巨匠たちも安易に使っていましたよね。結局「オレたちの世界征服はここからだ」的エンディング。巷に流れる陰謀論で現状を説明することに留まってしまい、新しい世界のモデルを示すことは出来ませんでした。至道作品に共通するのは「世界は天才美少女が変える!」だけど、一芸も極めれば・・・
読了日:11月18日 著者:至道流星
世界征服 2 00-02 (星海社文庫)世界征服 2 00-02 (星海社文庫)感想
巨万の富を築いて世界に影響力を持つのはいつもの至道作品なんだけど、その動機が??? 世界を征服するにしても滅亡させるにしても、彼らに何が残るのだろう? 『羽月莉音』が「優しい世界征服」(鷹の爪団?)を目指したのは、むしろブランフォード家の立ち位置に近いのかな。
読了日:11月15日 著者:至道流星
デスニードラウンド ラウンド2 (オーバーラップ文庫)デスニードラウンド ラウンド2 (オーバーラップ文庫)感想
帰りの電車で読んで、帰宅したら夕飯がサンマでした。食事の描写力マジすげーなと思いました。カワイイ装丁だけどラノベ界屈指のバイオレンス作品。マク○ナルドとかディ○ニーとか警○庁の方々は人気キャラの宿命だと思って、大人の態度でスルーをお願いします。
読了日:11月12日 著者:アサウラ
マツリカ・マジョルカマツリカ・マジョルカ感想
不思議美少女のマツリカさん。隣のビルの窓から乗り出して学校を観察していたら、芝山クンだけでなく他の人も気づくよねえ。芝山クンだけが知っているみたいな設定が逆に不思議。ラノベみたいな設定で、ラノベにしてはストーリーが動かない雰囲気小説みたいな感じでした。続編でマツリカさんの事情は分かるのかな?
読了日:11月12日 著者:相沢沙呼
犬とハサミは使いよう Dog Ears 3 (ファミ通文庫)犬とハサミは使いよう Dog Ears 3 (ファミ通文庫)感想
ツッコミ作家こと更伊俊介の短篇集ver3.0。この切れ味鋭いツッコミセンス、二人でどうやって相談しているのかな? キャラの作り方が上手い作家なので、長編で出番の少ないキャラを短編で拾っていくのは効果的。円香ら女子高生3人組や、奈央ちゃんのお兄ちゃんズにも今後期待出来そうです。
読了日:11月12日 著者:更伊俊介
終物語 (上) (講談社BOX)終物語 (上) (講談社BOX)感想
小説にはミスリーディングを誘う手法があるが、ここでは「見たくないものから目を逸らす」人間の性を執拗に突いてきます。最近の西尾作品ではどこか試行錯誤をしている気がしたけど、この作品では突き抜けたような印象。他のラノベとは切れ味も切り口も一線を画しており、やはりこのジャンルでは西尾維新が先頭を走っているなあと感じました。
読了日:11月11日 著者:西尾維新,VOFAN
世界征服 (星海社文庫)世界征服 (星海社文庫)感想
絵師が『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の衝撃的なイラストを描いている霜月えいとさん。まさに変幻自在の技。それに対しいつもの作風で、読み慣れた読者を楽しませてくれる至道さんにも恐れ入ります。手を変え品を変え数々のビジネスモデルを提供し、ワンパターンを飽きさせず読み切らせる文章力もさすがです。
読了日:11月8日 著者:至道流星
残月 みおつくし料理帖 (ハルキ文庫)残月 みおつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
エンディングに向けてなのか、いくつかの関係や思いが整理されてきたように感じた巻でした。それにしても、相変わらず読んでいて食欲が刺激される話だなあ。出先で読むとつい余計な出費が・・・あとダイエット中の方も気をつけてね。
読了日:11月8日 著者:高田郁
下ネタという概念が存在しない退屈な世界 4 (ガガガ文庫)下ネタという概念が存在しない退屈な世界 4 (ガガガ文庫)感想
このシリーズは下ネタ多いけど、小学生が背伸びして言っているような印象で、いやらしさは無いですよね。表紙が毎回いい仕事しています。ガガガ編集部でどんな打ち合わせしているんだろうなあ。
読了日:11月7日 著者:赤城大空
犬とハサミは使いよう7 (ファミ通文庫)犬とハサミは使いよう7 (ファミ通文庫)感想
キテレツな会話とテンポ良いノリ・ツッコミはこの巻も健在。新・敵キャラの登場で、次巻からライバルが仲間になって戦うのかな。パワーインフレもほどほどにして、心地よいワンパターンを目指すのも、固定ファンにはありなんだけどなあ。
読了日:11月4日 著者:更伊俊介
大日本サムライガール 6 (星海社FICTIONS)大日本サムライガール 6 (星海社FICTIONS)感想
表紙誰?とおもったら由佳里サン。イラストのまごまごさんは相変わらずいい仕事しますね。このシリーズは表紙買いも多いんじゃないかな。外交をめぐる理想と現代や諜報の話など興味深い前半と、各キャラをレポートっぽく取り上げた後半だったが、『戦う準備は整った』巻だったのかな。
読了日:11月4日 著者:至道流星
三途の川で落しもの三途の川で落しもの感想
現代っぽい時代劇とか人情モノでは定評のある西條さんだけに期待大でしたが、裏切らない仕事ぶりです。「鬼灯の冷徹」と「カラフル(森絵都)」を一緒にしたような内容。微笑ましくジンときます。
読了日:11月4日 著者:西條奈加
謎解きはディナーのあとで 3謎解きはディナーのあとで 3感想
怪盗の登場は新キャラによるテコ入れか。と思ったけどなあ。心地よいパターンの確立とマンネリは表裏一体ですよね。風祭警部の栄転でシリーズ完結でもよいが、ドンデン返しとかさらに強力な上司の登場とかも期待させるエンディングでした。
読了日:11月4日 著者:東川篤哉
日本式モノづくりの敗戦―なぜ米中企業に勝てなくなったのか日本式モノづくりの敗戦―なぜ米中企業に勝てなくなったのか感想
日本の製造業のモデルが時代の流れに乗り遅れたという主旨ですが、それは日本が高齢者のための社会になっていることが原因なのでは。だから発想に乏しく近視感的。まるで「人生あがり」の年代が、自分たちのために資産を食いつぶすような意思決定をしていると、日頃身近なところで感じています。これも高齢化社会の弊害なのか、と閉塞感を感じる読後感でした。
読了日:11月1日 著者:野口悠紀雄
新約 とある魔術の禁書目録 (8) (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録 (8) (電撃文庫)感想
中2病文学というジャンルがあるならこのシリーズが最高峰。昔馴染みのキャラが活躍してくれて、『戻ってきてくれた』感が嬉しかったです。ところで上条ちゃんいつからおねーキャラになったん?
読了日:11月1日 著者:鎌池和馬

読書メーター

2013年11月1日金曜日

2013年10月に読んだ本

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:6233ページ
ナイス数:151ナイス

宇宙兄弟(22) (モーニングKC)宇宙兄弟(22) (モーニングKC)感想
ここ数巻で憂鬱な展開が多かっただけに、この巻中盤からのワクワク感が快感。いままで築いてきた人達との絆が一つの目的に向かって結集していく力強さに、胸が熱くなりました。
読了日:10月30日 著者:小山宙哉
悪魔と私の微妙な関係悪魔と私の微妙な関係感想
唐突な山羊の登場で”掴みはオッケー”だったんだけど、「微妙」というタイトルがそのまま内容を言い表している作品でした。主人公は愛情なのか成り行きに流されたのか、自分でもよくわからない気持ちのまま行動していたと思う。実際にも悪魔のようなやつに惹かれちゃうこともあるだろうけど、作中で上林がそこまで魅力的に描かれていたかというと正直微妙だった。
読了日:10月30日 著者:平山瑞穂
あの世に聞いた、この世の仕組みあの世に聞いた、この世の仕組み感想
タイトルが面白そうで借りたけど、スピリチュアル本だったのね。『脳は記憶装置でなく、チューナーみたいなもの』という比喩が面白い。宗教っぽさは薄くて、毒のない啓発本みたいな感じでした。なにかが「楽になった」読後感です。
読了日:10月28日 著者:雲黒斎
好敵手オンリーワン1 (講談社ラノベ文庫)好敵手オンリーワン1 (講談社ラノベ文庫)感想
『至道』度は割りと低めで、この巻では町内NO1を目指すスケール感。宗教法人を利用したビジネスモデルを今後どう展開するのか楽しみです。ラブコメ成分が重要な割には表現はイマイチ(いつも通り?)。それに加えてイラストが低調。あまり印象度の残らない程度の美少女度で、パンツは余計だったんじゃ。神社と教会のコスプレ勝負も当たり前過ぎてどーなの。
読了日:10月28日 著者:至道流星
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)感想
久々の「十二国記」。国やら人物やらがすっかり忘れ去られていて、wikiで復習してから読みました。物語の本流からは外れた短篇集だったけど、スムーズに懐かしい世界に没入。難しい読みの漢字が多くて一見難しそうな文面だけど、気づいたら半日で読了。小野さんの技術の高さや、緻密に構築された異世界設定のすごさを再認識しました。はやく続編が読みたいです。
読了日:10月28日 著者:小野不由美
スピリチュアル系国連職員、吼える!―ざまあみやがれ、今日も生きているスピリチュアル系国連職員、吼える!―ざまあみやがれ、今日も生きている感想
著者が国連職員になるまでの経緯や、アフリカでの体験が面白かった。スピリチュアルな部分はわりと常識的(?)で、あまり違和感は感じなかった。タイトルから感じる通りの読後感で、フツーに面白い体験記です。
読了日:10月28日 著者:萩原孝一
ローマ法王に米を食べさせた男  過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?感想
限界集落を再生させる小説がいくつかあるけど、そのどれより奇抜でアクティブです。僧侶で公務員なんて経歴もユニークすぎる。「事実は小説より奇なり」という言葉は、まさにこの本のためといっても過言ではないぐらい面白かった。『役人は役に立つためにいる』という言葉も刺さりました。この本を読んで羽咋に行きたくなった人も多いと思いますが、それもこの本の狙いかもね(笑)
読了日:10月28日 著者:高野誠鮮
武術の科学  ルールに縛られない戦闘術の秘密 (サイエンス・アイ新書)武術の科学 ルールに縛られない戦闘術の秘密 (サイエンス・アイ新書)感想
「武道」じゃなくて「武術」、ルールの元に戦うのではないところがミソ。目とか金的を狙うところが実践的。真剣で斬り合うということは、剣道とは違う戦い方になるところも興味深かった。(そんな機会は一生ないだろうけど) もし戦争になったら再読します。
読了日:10月28日 著者:吉福康郎
高校野球 神奈川を戦う監督たち高校野球 神奈川を戦う監督たち感想
全国有数の激戦区である神奈川の高校野球界の現在・過去・未来が分かる本。神奈川の人はもちろんだけど、高校野球ファンなら必読の一冊です。内容はもちろん面白いんだけど、ここでとりあげた監督さんの関係者がみんな買えば、ビジネス的にもけっこう美味しいかも・・・
読了日:10月22日 著者:大利実
真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)感想
登場人物が全員良い人で、未熟な故に善意がまっすぐ伝わらないことが事件のきっかけだったりしたのだけど、この巻では中途半端な悪意を出しちゃったことで”薄っぺらさ”を感じてしまいました。人を刺したり車で轢こうとするなんて相当のエネルギーが必要なはずで、そんな悪意にとらわれてしまった人が、用が済んだらあっという間に改心してしまうことに違和感を覚えました。まあこのへんは対象年齢の問題なのかもしれませんが。
読了日:10月22日 著者:大沼紀子
赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE感想
森先生らしい、美しくて論理的で柔らかな肌触りの文章なのだが、視点と空間がめまぐるしく変化するので、いわゆる「ストーリー』が全然頭に入ってこない。そうなると文章の心地よさが逆に作用して、オイラには眠気に突き落とされる強烈な『催眠小説』なのでありました。
読了日:10月19日 著者:森博嗣
ちはやふる(22) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(22) (Be・Loveコミックス)感想
1巻から読んできて原田先生は師と思っていたけど、いつのまにか同年代になっちゃったことに気が付き複雑な気分。昔の自分に戻ってかるたに没頭できた幸福感。現実に引き戻されても体力の限りに活路を開こうとする姿には、悲壮感だけでなく喜びをも感じさせる充実っぷり。思わせぶりなエンディングだったけど、その後のストーリー展開を考えると、やっぱり新が勝つんだろうなあ。
読了日:10月16日 著者:末次由紀
3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)感想
川本家に家族として溶け込むことが出来た桐山クンの信頼度(草食っぷり?)。最強の名人に挑む土橋九段を近くで見ていることしかできない両親の葛藤。優しくて厳しくて温かい羽海野作品の原点は、同じものを食べて様々な思いを共有してきた家族関係にあるのかな。甘やかしうどんをはじめ、和菓子に流しそうめんに長崎土産など、「食べる」シーンがいつになく意味深く感じられた。
読了日:10月16日 著者:羽海野チカ
これはゾンビですか?13    いいえ、全く記憶にございません (富士見ファンタジア文庫)これはゾンビですか?13 いいえ、全く記憶にございません (富士見ファンタジア文庫)感想
ヤクトミラージュってFSSの初期読んだ人しかわかんないよね。ってニヤニヤ。各自が「わっかんねえだろうな」ネタで楽しめる巻でした。足の小指恐るべし・・・
読了日:10月16日 著者:木村心一
フットボールネーション 5 (ビッグコミックス)フットボールネーション 5 (ビッグコミックス)感想
この巻も興味深い内容が。体幹の安定→視界が安定→周辺視が可能になる。という指摘は、いろんな技術書を読んだけど初めて触れた気がする。
読了日:10月15日 著者:大武ユキ
増山超能力師事務所増山超能力師事務所感想
表紙からコミカルな内容を想像したが、予想を外れて割りとシリアスな群像小説。いわゆる「超能力探偵」モノなのですが、事件より登場人物の生い立ちを紹介することに終始した印象。シリーズ化が前提の構成だったような気がしました。誉田さんにはバイオレンスか、爽やか青春モノ(ex.武士道シリーズ)の印象があったのですが、新たなスタイルを確立するかどうかは続編で評価したいところです。
読了日:10月15日 著者:誉田哲也
断固として進め (文芸書)断固として進め (文芸書)感想
とても興味深い題材だったので面白く読めましたが、いろいろ脚色をした小説ではなく、詳細なノンフィクションレポートを読みたかったと思いました。たぶん『事実は小説より奇なり』じゃないのかな。
読了日:10月15日 著者:江上剛
脱衣伝 2 (ガガガ文庫)脱衣伝 2 (ガガガ文庫)感想
奇抜でパワフルなタイトルだが、エロ要素は少なくて案外地味かも。質実剛健なエロみたいな(笑)「俺はエロスと絆とそしてミシンちゃんへの愛情で、のし上がってきたんだぜ。それは努力やら根性なんかより、ずっと頼りになる力なんだ」というセリフが印象的でした。
読了日:10月10日 著者:大谷久
魔王が家賃を払ってくれない 3 (ガガガ文庫)魔王が家賃を払ってくれない 3 (ガガガ文庫)感想
女子が初めてブラをするときの気持ちがわかって、とても勉強になりました。(殴らないでね)
読了日:10月9日 著者:伊藤ヒロ
スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの (ハヤカワ文庫JA)スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの (ハヤカワ文庫JA)感想
最後にどーなったのかよくわかんなかったけど、世界観と文体の美しさ、人工妖精たちの儚げな高貴さに引き込まれました。このシリーズは完結したけど、次の藤間作品も読むだろうな。椛子と真白のタイマン(笑)はぜひビジュアルで見たい。
読了日:10月8日 著者:籘真千歳
ベン・トー 10 恋する乙女が作るバレンタインデースペシャル弁当350円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)ベン・トー 10 恋する乙女が作るバレンタインデースペシャル弁当350円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
表紙誰?と思ったら、うっちゃんなのね。おおまかには退魔師とバレンタインの2本立てだけど、いろいろ盛り込みすぎて、まとまりには欠けたかも。それでも弁当の描写や女子の魅力の描写はいつもどおり冴えてます。恋の着地点はまだ全然見えないけど、このままグダグダ続けていくのもアリだと思う。
読了日:10月8日 著者:アサウラ
僕は友達が少ない ゆにばーす2 (MF文庫J)僕は友達が少ない ゆにばーす2 (MF文庫J)感想
白鳥さんのイラスト攻撃に笑いが止まらなくて困っちゃったんですけど。電車の中じゃなくて本当に良かった。子供の落書きでもこういう場所にもってくると、凄い危険物になるなと感心してしましました。アサウラさんの三人組も良かったし、発情小鷹も楽しかった。こういうアンソロジーは良いですね。
読了日:10月1日 著者:平坂読,アサウラ,あさのハジメ,岩波零,白鳥士郎,鏡貴也

読書メーター

2013年10月2日水曜日

2013年9月に読んだ本

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3055ページ
ナイス数:82ナイス

新約 とある魔術の禁書目録 (7) (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録 (7) (電撃文庫)感想
いつも通り。あいかわらずキャラのインフレ状態で、「この人だれだっけ?」「このキャラもっと絡んでくんないかな」の連発です。Gの集合体、ぜひアニメで見たい?!
読了日:9月30日 著者:鎌池和馬
軍神の血脈 ~楠木正成秘伝~軍神の血脈 ~楠木正成秘伝~感想
良くも悪くも”高田節”炸裂の作品。ヒロインとヒーローがくっついちゃったから、多分描き下ろしなんでしょうね。歴史の推理が面白くて、進行中の事件(しかもお祖父ちゃん危篤!)がなんだか雑な気もするのだけど、高田作品のいつもの展開といえば違和感は無いか。
読了日:9月27日 著者:高田崇史
狙撃の科学 標的を正確に撃ち抜く技術に迫る (サイエンス・アイ新書)狙撃の科学 標的を正確に撃ち抜く技術に迫る (サイエンス・アイ新書)感想
小説などで出てくる狙撃の場面にツッコミがいれらるようになるかな。と思って読んだけど、予想以上に深い内容でした。実際に銃を撃つ方向けかな。素人向けに、もう一段浅い内容の本があると良いと思う。
読了日:9月27日 著者:かのよしのり
背表紙は歌う (創元推理文庫)背表紙は歌う (創元推理文庫)感想
読み終わってから表紙を見返すと、「プッ!」と吹いちゃいません? 絶妙なセンスです。もちろん内容も、予想どおり素敵でした。
読了日:9月26日 著者:大崎梢
平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)感想
本を扱う職業をネタにした小説で書店員や編集者はあったけど、営業を扱った作品は唯一かも。仕事で書店を巡る立場を羨ましいと思わせる文章力がさすがです。同業他社がライバルというより、同志と思える関係なのも素敵ですね。いずれにしても、本好きに本ネタの作品がウケないはずがない。発想の斬新さが灯台元暗しだったかも。
読了日:9月26日 著者:大崎梢
臆病者のための裁判入門 (文春新書)臆病者のための裁判入門 (文春新書)感想
読む価値のあるノンフィクション。この本では少額補償の件だが、裁判の仕組みやルールを知らないと、たとえ正当な主張でも裁判の場では無力なのだだと知った。かつての裏社会が仲裁に入っていた時代も、それなりに利はあったのだと思うと、日本の法律もずいぶん未成熟なのだなと感じる。相手方の損保名を実名で出せば良いと思ったのは私だけではないと思うが、どこも似たり寄ったりなのだろうね。
読了日:9月20日 著者:橘玲
犬とハサミは使いよう (3) (カドカワコミックス・エース)犬とハサミは使いよう (3) (カドカワコミックス・エース)感想
原作が小ネタのセンスの良さで読ませる作風だし、コミカライズはより面白く仕上がっています。オリジナルのネタも違和感なくて良いです。原作の2巻にあたるエピソードですが、コミック>原作>アニメ という感想でした。
読了日:9月20日 著者:大庭下門
闇の中の翼たち―ブラインドサッカー日本代表の苦闘闇の中の翼たち―ブラインドサッカー日本代表の苦闘感想
障害者スポーツへの意識が一掃される内容でした。自分はラグビーをするのですが、ブラインドサッカーのほうが絶対痛そう。それでものめり込んでしまう気持ちは良くわかります。障害者が健常者が一緒にプレー出来て、健常者に勝つことができる競技には、純粋にスポーツとしてのエンターテイメント性を感じます。「視力を失ったから、日本代表としてプレーできる」という言葉に、こちらが希望を貰ったような気持ちになりました。
読了日:9月10日 著者:岡田仁志
史上最強の大臣: THE CABINET2史上最強の大臣: THE CABINET2感想
マスコミ批判、教育問題、団塊の世代への評価、靖国参拝、かつての学生運動から現在のネット右翼とインテリ左翼の対立までいろんな問題をわかりやすく考察していたと思う。エンタメ要素は薄まったが、シニカルでユーモラスに現在の風潮を斬る、室積作品の中では”一皮むけた”作品だったのでは。まだまだ魅力的なキャラが残っているので、シリーズ化できたら面白いのでは。
読了日:9月10日 著者:室積光
ミニスカ宇宙海賊10 二隻の白鳥号 (朝日ノベルズ)ミニスカ宇宙海賊10 二隻の白鳥号 (朝日ノベルズ)感想
読み終わった後で「ポケットのなかにはビスケットが一つ、ポケットを叩くとビスケットが二つ♪」と、童謡を思い出した。”戦わずして勝つ”ための緻密な戦略が楽しい。茉莉香船長コスプレは、イラストを載せて欲しかったね。
読了日:9月6日 著者:笹本祐一
ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書)ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書)感想
読書とプレゼンテーションの訓練を一緒に出来て、しかもゲーム的要素を取り入れた工夫に感心しました。知的レベルが同等で興味・関心が同じようなコミュニティであれば、非常に有効な方法だと思います。
読了日:9月2日 著者:谷口忠大
鯉MONO語り鯉MONO語り感想
カープグッズってこんなにタイムリーで面白いんだって知りませんでした。ブラウン元監督の退場Tシャツ欲しいな。
読了日:9月2日 著者:カープグッズ研究会

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