2013年11月1日金曜日

2013年10月に読んだ本

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:6233ページ
ナイス数:151ナイス

宇宙兄弟(22) (モーニングKC)宇宙兄弟(22) (モーニングKC)感想
ここ数巻で憂鬱な展開が多かっただけに、この巻中盤からのワクワク感が快感。いままで築いてきた人達との絆が一つの目的に向かって結集していく力強さに、胸が熱くなりました。
読了日:10月30日 著者:小山宙哉
悪魔と私の微妙な関係悪魔と私の微妙な関係感想
唐突な山羊の登場で”掴みはオッケー”だったんだけど、「微妙」というタイトルがそのまま内容を言い表している作品でした。主人公は愛情なのか成り行きに流されたのか、自分でもよくわからない気持ちのまま行動していたと思う。実際にも悪魔のようなやつに惹かれちゃうこともあるだろうけど、作中で上林がそこまで魅力的に描かれていたかというと正直微妙だった。
読了日:10月30日 著者:平山瑞穂
あの世に聞いた、この世の仕組みあの世に聞いた、この世の仕組み感想
タイトルが面白そうで借りたけど、スピリチュアル本だったのね。『脳は記憶装置でなく、チューナーみたいなもの』という比喩が面白い。宗教っぽさは薄くて、毒のない啓発本みたいな感じでした。なにかが「楽になった」読後感です。
読了日:10月28日 著者:雲黒斎
好敵手オンリーワン1 (講談社ラノベ文庫)好敵手オンリーワン1 (講談社ラノベ文庫)感想
『至道』度は割りと低めで、この巻では町内NO1を目指すスケール感。宗教法人を利用したビジネスモデルを今後どう展開するのか楽しみです。ラブコメ成分が重要な割には表現はイマイチ(いつも通り?)。それに加えてイラストが低調。あまり印象度の残らない程度の美少女度で、パンツは余計だったんじゃ。神社と教会のコスプレ勝負も当たり前過ぎてどーなの。
読了日:10月28日 著者:至道流星
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)感想
久々の「十二国記」。国やら人物やらがすっかり忘れ去られていて、wikiで復習してから読みました。物語の本流からは外れた短篇集だったけど、スムーズに懐かしい世界に没入。難しい読みの漢字が多くて一見難しそうな文面だけど、気づいたら半日で読了。小野さんの技術の高さや、緻密に構築された異世界設定のすごさを再認識しました。はやく続編が読みたいです。
読了日:10月28日 著者:小野不由美
スピリチュアル系国連職員、吼える!―ざまあみやがれ、今日も生きているスピリチュアル系国連職員、吼える!―ざまあみやがれ、今日も生きている感想
著者が国連職員になるまでの経緯や、アフリカでの体験が面白かった。スピリチュアルな部分はわりと常識的(?)で、あまり違和感は感じなかった。タイトルから感じる通りの読後感で、フツーに面白い体験記です。
読了日:10月28日 著者:萩原孝一
ローマ法王に米を食べさせた男  過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?感想
限界集落を再生させる小説がいくつかあるけど、そのどれより奇抜でアクティブです。僧侶で公務員なんて経歴もユニークすぎる。「事実は小説より奇なり」という言葉は、まさにこの本のためといっても過言ではないぐらい面白かった。『役人は役に立つためにいる』という言葉も刺さりました。この本を読んで羽咋に行きたくなった人も多いと思いますが、それもこの本の狙いかもね(笑)
読了日:10月28日 著者:高野誠鮮
武術の科学  ルールに縛られない戦闘術の秘密 (サイエンス・アイ新書)武術の科学 ルールに縛られない戦闘術の秘密 (サイエンス・アイ新書)感想
「武道」じゃなくて「武術」、ルールの元に戦うのではないところがミソ。目とか金的を狙うところが実践的。真剣で斬り合うということは、剣道とは違う戦い方になるところも興味深かった。(そんな機会は一生ないだろうけど) もし戦争になったら再読します。
読了日:10月28日 著者:吉福康郎
高校野球 神奈川を戦う監督たち高校野球 神奈川を戦う監督たち感想
全国有数の激戦区である神奈川の高校野球界の現在・過去・未来が分かる本。神奈川の人はもちろんだけど、高校野球ファンなら必読の一冊です。内容はもちろん面白いんだけど、ここでとりあげた監督さんの関係者がみんな買えば、ビジネス的にもけっこう美味しいかも・・・
読了日:10月22日 著者:大利実
真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)感想
登場人物が全員良い人で、未熟な故に善意がまっすぐ伝わらないことが事件のきっかけだったりしたのだけど、この巻では中途半端な悪意を出しちゃったことで”薄っぺらさ”を感じてしまいました。人を刺したり車で轢こうとするなんて相当のエネルギーが必要なはずで、そんな悪意にとらわれてしまった人が、用が済んだらあっという間に改心してしまうことに違和感を覚えました。まあこのへんは対象年齢の問題なのかもしれませんが。
読了日:10月22日 著者:大沼紀子
赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE感想
森先生らしい、美しくて論理的で柔らかな肌触りの文章なのだが、視点と空間がめまぐるしく変化するので、いわゆる「ストーリー』が全然頭に入ってこない。そうなると文章の心地よさが逆に作用して、オイラには眠気に突き落とされる強烈な『催眠小説』なのでありました。
読了日:10月19日 著者:森博嗣
ちはやふる(22) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(22) (Be・Loveコミックス)感想
1巻から読んできて原田先生は師と思っていたけど、いつのまにか同年代になっちゃったことに気が付き複雑な気分。昔の自分に戻ってかるたに没頭できた幸福感。現実に引き戻されても体力の限りに活路を開こうとする姿には、悲壮感だけでなく喜びをも感じさせる充実っぷり。思わせぶりなエンディングだったけど、その後のストーリー展開を考えると、やっぱり新が勝つんだろうなあ。
読了日:10月16日 著者:末次由紀
3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)感想
川本家に家族として溶け込むことが出来た桐山クンの信頼度(草食っぷり?)。最強の名人に挑む土橋九段を近くで見ていることしかできない両親の葛藤。優しくて厳しくて温かい羽海野作品の原点は、同じものを食べて様々な思いを共有してきた家族関係にあるのかな。甘やかしうどんをはじめ、和菓子に流しそうめんに長崎土産など、「食べる」シーンがいつになく意味深く感じられた。
読了日:10月16日 著者:羽海野チカ
これはゾンビですか?13    いいえ、全く記憶にございません (富士見ファンタジア文庫)これはゾンビですか?13 いいえ、全く記憶にございません (富士見ファンタジア文庫)感想
ヤクトミラージュってFSSの初期読んだ人しかわかんないよね。ってニヤニヤ。各自が「わっかんねえだろうな」ネタで楽しめる巻でした。足の小指恐るべし・・・
読了日:10月16日 著者:木村心一
フットボールネーション 5 (ビッグコミックス)フットボールネーション 5 (ビッグコミックス)感想
この巻も興味深い内容が。体幹の安定→視界が安定→周辺視が可能になる。という指摘は、いろんな技術書を読んだけど初めて触れた気がする。
読了日:10月15日 著者:大武ユキ
増山超能力師事務所増山超能力師事務所感想
表紙からコミカルな内容を想像したが、予想を外れて割りとシリアスな群像小説。いわゆる「超能力探偵」モノなのですが、事件より登場人物の生い立ちを紹介することに終始した印象。シリーズ化が前提の構成だったような気がしました。誉田さんにはバイオレンスか、爽やか青春モノ(ex.武士道シリーズ)の印象があったのですが、新たなスタイルを確立するかどうかは続編で評価したいところです。
読了日:10月15日 著者:誉田哲也
断固として進め (文芸書)断固として進め (文芸書)感想
とても興味深い題材だったので面白く読めましたが、いろいろ脚色をした小説ではなく、詳細なノンフィクションレポートを読みたかったと思いました。たぶん『事実は小説より奇なり』じゃないのかな。
読了日:10月15日 著者:江上剛
脱衣伝 2 (ガガガ文庫)脱衣伝 2 (ガガガ文庫)感想
奇抜でパワフルなタイトルだが、エロ要素は少なくて案外地味かも。質実剛健なエロみたいな(笑)「俺はエロスと絆とそしてミシンちゃんへの愛情で、のし上がってきたんだぜ。それは努力やら根性なんかより、ずっと頼りになる力なんだ」というセリフが印象的でした。
読了日:10月10日 著者:大谷久
魔王が家賃を払ってくれない 3 (ガガガ文庫)魔王が家賃を払ってくれない 3 (ガガガ文庫)感想
女子が初めてブラをするときの気持ちがわかって、とても勉強になりました。(殴らないでね)
読了日:10月9日 著者:伊藤ヒロ
スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの (ハヤカワ文庫JA)スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの (ハヤカワ文庫JA)感想
最後にどーなったのかよくわかんなかったけど、世界観と文体の美しさ、人工妖精たちの儚げな高貴さに引き込まれました。このシリーズは完結したけど、次の藤間作品も読むだろうな。椛子と真白のタイマン(笑)はぜひビジュアルで見たい。
読了日:10月8日 著者:籘真千歳
ベン・トー 10 恋する乙女が作るバレンタインデースペシャル弁当350円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)ベン・トー 10 恋する乙女が作るバレンタインデースペシャル弁当350円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
表紙誰?と思ったら、うっちゃんなのね。おおまかには退魔師とバレンタインの2本立てだけど、いろいろ盛り込みすぎて、まとまりには欠けたかも。それでも弁当の描写や女子の魅力の描写はいつもどおり冴えてます。恋の着地点はまだ全然見えないけど、このままグダグダ続けていくのもアリだと思う。
読了日:10月8日 著者:アサウラ
僕は友達が少ない ゆにばーす2 (MF文庫J)僕は友達が少ない ゆにばーす2 (MF文庫J)感想
白鳥さんのイラスト攻撃に笑いが止まらなくて困っちゃったんですけど。電車の中じゃなくて本当に良かった。子供の落書きでもこういう場所にもってくると、凄い危険物になるなと感心してしましました。アサウラさんの三人組も良かったし、発情小鷹も楽しかった。こういうアンソロジーは良いですね。
読了日:10月1日 著者:平坂読,アサウラ,あさのハジメ,岩波零,白鳥士郎,鏡貴也

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