大学時代の友人が茗渓学園の出身だったので、花園に出るときはいつも応援しています。
スキルが高くて、それを生かした独自のスタイルを持っていて、見ていても面白いラグビーをしてくれるので期待してるんだけど、ここ2年続けて同じ相手(佐賀工業)と対戦して抽選で敗退しているので残念でした。
なんとなんと今年も同じ対戦になるなんて、なんて因縁なんだ!!
予想していたけど、今年も過去2回の対戦と同じような展開。
全国大会でもトップクラスの展開力を持つ茗渓学園に対し、トップクラスのサイズと強さで一点突破をはかる佐賀工業。
全体的には佐賀がボールをキープして前進するが、低いタックルを繰り返して突進を止めて最後の一線を死守する茗渓。あいかわらず見ていてハラハラするゲーム展開が続く。
前半に相手もシンビンから数少ないチャンスをものにして茗渓がトライをあげるが、後半に猛攻を繰り返してついに佐賀が追いつく。これも過去2回の対戦とまったく同じ展開。
ところが佐賀が後半残り15分、PGを決めて初めてリードを奪う。1年生SOのキックは長い距離を決めた見事なものだった。(自分でも蹴るから、この距離の難しさは良く分かる)
リードした佐賀はモールを繰り返し、徹底してボールをキープして時間を進める。茗渓は早い出足と低いタックルで何度かペナルティを誘うが、展開に焦って何度か攻撃を失敗。「あー、もう決まっちゃったかな」と思ったが、本当に終了間際になって佐賀のゴール前にボールを運ぶ。
両チームとも必死の攻防のなかで、佐賀はこの日何度も同じ反則(ラックで手をつかう)を繰り返したことで、終盤2名がシンビンをくらうという絶体絶命。それに対し茗渓はPGを狙わずあくまで勝ちにいくために攻撃を繰り返したが、最後にボールを失いノーサイドとなった。
ゲームの内容としては、佐賀工業が総合力があるのにもかかわらず近場のFW戦に固執したことに批判があるかもしれない。たしかに見ていてずっと同じシーンが続くことに歯痒さを感じることもあったし、先のことを考えればもっと総合力でトライを取りにいくべきだったかもしれない。茗渓も終盤PGを蹴っていれば確実に同点にするチャンスが何度もあったが、あえてトライを取りに行って結果的には敗北した。佐賀工業のバックスはボールを回してもらえずフラストレーションを感じただろうし、茗渓学園は自分たちの目指しているラグビーを捨ててかからなければならない試合だったのかもしれない。でも多分この試合は双方にとって3年越しの決着を付ける大事な試合だったろうし、この相手に勝ちきるために1年間練習してきたという部分もあっただろう。双方にドラマがあり、勝負の厳しさを感じるゲームであったと思う。
2回戦ではもったいない、ベスト8とか準決勝で見たい試合だった。
そのうち「ナンバー」あたりで、この試合を取り上げるんじゃないかな。なんて思ったりして・・・