読んだ本の数:20冊
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ナイス数:128ナイス
ぼくらは虚空に夜を視る (星海社文庫)の感想上遠野作品らしいテイスト。「小説版ゼーガペイン」や「戦闘妖精雪風」あたりを思い起こさせる設定。戦闘描写よりは、筆者独特の心理描写を楽しむ作品だったと思う。
読了日:2月27日 著者:上遠野 浩平,serori
彼と人喰いの日常 (GA文庫)の感想『幼馴染がデスノートを拾ったようです♪』 夜神月がもしヘタレだったら・・・みたいな。人の命を左右する力を得た主人公は終盤で覚悟を決めたようですが、次巻以降でラブ要素が濃くなるようだと、なんだか興ざめしちゃいそうです。
読了日:2月27日 著者:火海坂 猫
新約 とある魔術の禁書目録(6) (電撃文庫)の感想パワーインフレが甚だしくて。もともとバトルシーンがうまい作家ではないのに、表現力を超えた破壊シーンが多すぎてイメージがついていけない。もうアニメ化して映像補正してもらうしかないんじゃね。中盤の上条ちゃんのセリフ「一番楽な論文を引っ張り出してくりゃあ、そもそも助ける必要さえなくなっちまうだろ」に原点回帰というか、旨いこと言うなと感心した。
読了日:2月24日 著者:鎌池和馬
旅猫リポートの感想ベストセラー作家有川浩の真骨頂は、善意と表裏一体の微妙に黒い感情を描けるところですね。サトルとナナの関係は、彼を育てた両親や叔母の絆との二重構造。それを終盤に気付かせる構成力がまたニクい。ペット視点でユーモアと軽妙さを前面に出したのも、結末を重くしないためのアイデアなのでしょうね。「大好きだよバカ!」というセリフがこれだけ愛情溢れていたのはかつてないと思う。すごく見事な表現力でした。
読了日:2月23日 著者:有川 浩
出身地(イナカ)がわかる!気づかない方言の感想アニメ『僕の妹は「大阪おかん」』を見た直後に読んだから、「わあ、おんなじや」と思ってしまった。模造紙の語源と方言が一番興味深かったかも。
読了日:2月21日 著者:篠崎晃一+毎日新聞社
美少女教授・桐島統子の事件研究録の感想喜多さんの作品って、装丁はすごく良いんだけど、それに内容が負けている気がする。気軽に楽しめる作風が特徴だけど、アカデミックな設定のなかで登場人物があまり知的でない気がするのはオイラだけかな? この作品も動機は”痴情のもつれ”だし。
読了日:2月21日 著者:喜多 喜久
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)の感想「イギリッシュ」とか「えーざっぱ」のギャグが新鮮でツボった。ありそうだけど今まで聞いたことなかったからなあ。パンイチで人生を語るヒッキーもGJ! ボッチ気味の人は、このラノベを読むとすごく勇気づけられると思うぞ。
読了日:2月21日 著者:渡 航
21世紀サバイバル・バイブル (集英社文庫)の感想とても参考になるし、「やられたら倍返し」という筆者の主張は真理だと思うが、正しいことをストレートに実行できないのも現実というものか。『19世紀的発想だな』とか、『柘植さんの理想の国は、イスラエルなんだろうな』とか、ちょっと思ってしまった。
読了日:2月20日 著者:柘植 久慶
黒猫の薔薇あるいは時間飛行の感想いっけん小難しそうな雰囲気だが、上質の文章力がスムーズに世界観に導いてくれる作品。黒猫の講演の内容は、優しくわかりやすく価値観の対立を解決してくれており感動的だった。主人公の恋は、もっともっと熟成されて年代物のワインみたいにならないと実らないんじゃないかな。
読了日:2月16日 著者:森 晶麿
いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)の感想シリーズ3作目で最高傑作。最高峰の舞台でこれだけのスケールを書いちゃうと、もう次は出せないんじゃ?と心配してしまう。中山さんの音楽描写はやはり圧巻。ドビュッシーでもラフマニノフでもショパンでも、その曲の臨場感を感じさせて惹きつけられるのが凄い。大国の暴力に翻弄されたポーランドの歴史と現代のテロを重ね、さらのショパンの地域性と普遍性、音楽の持つ力を併せた重層的な設定は、たとえ犯人が薄っぺらくても作品の魅力を損なうものでは無かった。岬先生の奏でるノクターンが戦場に流れるシーンには、涙が止まらなくなりました。
読了日:2月16日 著者:中山 七里
も女会の不適切な日常2 (ファミ通文庫)の感想1巻を読んでから間が空いたのでキャラや設定をよく覚えていなかったのだけれども、『この作品は、美少女が何度も残酷に殺害される描写をお楽しみいただくラノベです』という印象は覆らなかった。2巻を読んでも設定や世界観に入って行けないかな。
読了日:2月15日 著者:海冬 レイジ
妄想女刑事の感想タイトルから『腐女子モノ?』と思ったけど、自己愛過多気味のヒロインでした。いわゆる『バカミス』なんでしょうけど、ユーモアセンスに冴えがない。微妙な芸人のトークみたいで、読んでいて苦しかった。編集側からの企画で書かれた作品なんでしょうけど、『誰トク?』みたいな・・・
読了日:2月14日 著者:鳥飼 否宇
ベン・トー 9.5 箸休め~濃厚味わいベン・トー~ (集英社スーパーダッシュ文庫)の感想コミケ話や声優ネタにニヤニヤし、足マッサージのフェチ度の高さにドキドキ。沢桔姉妹のボケ・ツッコミが微笑ましい。巻末の注意に「(ある方向において)内容濃いめなので胸焼けを起こすかも」とあったが、その通りでした。獣道コワイ!!
読了日:2月12日 著者:アサウラ
ノーバディノウズ (文春文庫)の感想「野球」と「ベースボール」の違いはよく語られるが、こういう現場の感覚で語られた話は新鮮で興味深い。そこからこれだけのミステリーにまで展開させるとは、筆者の構成力に感心する。読者のわがままを言わせてもらえれば、カタルシス感の得られるエンディングにまで持っていければ、”超絶賛”なのだが・・・
読了日:2月8日 著者:本城 雅人
楽聖少女 (電撃文庫)の感想ファウスト+ベートーヴェンで「手塚治虫か!」と思っていたら、巻末で作者も触れていましたね。『なぜ神聖ローマ帝国が存続したのか?』という問いに『カッコいいから』という答えは、歴史を学んだ者として、ある意味”真実”を突いているなあと痛快に感じられた。作者のしっかりとした力量と骨太のストーリーが印象的で、フォーマットを変えれば重厚な本格小説だと思う。駄作も多いけど、こういう作品がときどき混ざって出てくるからラノベは面白い。
読了日:2月8日 著者:杉井 光
「第5の戦場」 サイバー戦の脅威(祥伝社新書266)の感想大規模な電源トラブルでインフラがストップしてもSNSサーバだけ何故か動いていたり、ハッキングで乗っ取られたスマートフォンが都合よく機密情報に向かってカメラを向けていたりと「ご都合主義」で描いている”危機”が滑稽すぎ。『新書の皮をかぶったラノベ』みたいな・・・
読了日:2月8日 著者:伊東 寛
僕は友達が少ない 8 (MF文庫J)の感想初期のストーリーではギャグの冴えや小ネタのセンスに爆笑していたけど、まさか隣人部メンバーの成長物語に発展していくとは・・・。この先は”隣人部”という小さな楽園からみんなが卒業していく展開が予想されるが、意外にどんでん返しが仕組まれているような気もする。
読了日:2月8日 著者:平坂 読
マグダラで眠れ (電撃文庫)の感想「狼と香辛料」と同じで、きちんとした歴史観のうえに描かれた中世が舞台。前回は商業で今回は工業技術がテーマなのかな・・・と思ったら、「獣耳は一緒かい~」と意表を突かれました。技術者としての”理想の果て”を追い求めるテーマは素敵です。支倉さん独特の『知的ラノベ』に、乞うご期待ですね。
読了日:2月3日 著者:支倉 凍砂
犬とハサミは使いよう5 (ファミ通文庫)の感想祝・アニメ化。センスはあっても表現力にイマイチ欠けるラノベが映像補正されるのは、メディアミックスの強みなので楽しみです。しかしシスコンを悪化させるとシストーカーになるとは・・・
読了日:2月3日 著者:更伊俊介
ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 外伝南海漂流編の感想大好きなシリーズなので、出来はともかく続編が読めるのは嬉しい。柳内作品の面白さは、元自衛官ならではの武器や戦術の知識が異世界で応用される点にあると思う。この編ではキャラメインのドタバタ劇みたいだけど、愛着あるヒロインたちならこのスタイルもありですね。次作も楽しみに待ってます。
読了日:2月3日 著者:柳内 たくみ
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