2012年12月3日月曜日

2012年11月に読んだ本

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:8833ページ
ナイス数:92ナイス

還りの会で言ってやる (メディアワークス文庫)還りの会で言ってやる (メディアワークス文庫)感想
ラノベのジャンルとして「イジメ」が確立したような今日この頃、みたいな。首謀者が謝罪したぐらいで和解できるとは到底思えないし、犯罪行為が許されるべきでもないと思う。すべて大人にお膳立てしてもらって、「ちょこっと」勇気を出しただけの主人公の薄っぺらさが印象に残りました。
読了日:11月30日 著者:八重野 統摩
六畳間の侵略者!? (HJ文庫)六畳間の侵略者!? (HJ文庫)感想
設定とキャラ紹介に終わった感があります。六畳間の狭さを表現できていないような気がしますが、あまりリアルにしても何もできないからでしょうか。もっと『狭さ』をネタに楽しめたと思うのですけど・・・
読了日:11月30日 著者:健速
空想法律読本〈1〉 (空想科学文庫)空想法律読本〈1〉 (空想科学文庫)感想
『空想科学読本』の派生だが、企画倒れの印象が強い。自然法則は万人(万物)に公平で普遍性があるが、法律はそうではないと強く感じた。『美しさ』がないように感じたのはオイラだけ?
読了日:11月29日 著者:盛田 栄一
やむなく覚醒!! 邪神大沼 (ガガガ文庫)やむなく覚醒!! 邪神大沼 (ガガガ文庫)感想
壮大なチープ感。『秘密結社鷹の爪』を思い起こさせるパロディとギャグセンス。好きな人はたまらない面白さだなあ。2009年の出版だけど、時代を先取りしすぎた作品では。
読了日:11月28日 著者:川岸 殴魚
灼熱の小早川さん (ガガガ文庫)灼熱の小早川さん (ガガガ文庫)感想
振り返ると『人類は衰退しました』『AURA』と、ガガガのロミオ作品は制覇していた。教員経験者にとってはリアル過ぎる内容。「いい奴」が”ノリ”で教室を破壊していくのは事実で、人さえ殺す子供達の”空気”に立ち向かうための”剣”が欲しいという気持ちは切実だと思う。そして大人になって、自治会や子供会などで同じような経験をしているだが・・・
読了日:11月24日 著者:田中 ロミオ
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 4 (GA文庫)俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 4 (GA文庫)感想
真涼がデレた! 途中でちょっと切なくなって、うまくまとめるエンディングは良かった。イラストのせいかサラサラ感が強いけど、内面に切れ込んでくると印象深かった。かくして修羅場は続く・・・
読了日:11月24日 著者:裕時 悠示
人生 第3章 (ガガガ文庫)人生 第3章 (ガガガ文庫)感想
いくみのターン(?)巻でしたね。3巻目になるとギャグに慣れるというか、キレが弱かった感も・・・。一番受けたのは、田中ロミオが相談者で登場したところでした。
読了日:11月24日 著者:川岸 殴魚
まおゆう魔王勇者 5あの丘の向こうにまおゆう魔王勇者 5あの丘の向こうに感想
ファンタジーであり、とても優れた歴史活劇でもある秀逸な作品だが、ついに最終巻となってしまった。群像劇にすることで、歴史の転換点をさまざまな視点から描いているし、主要キャラが『修行』で自らの力を増すのではなく、次世代の人材を育成することでより大きな変革の力を生み出していく様は、われわれ大人こそこの作品を読むべきであると教えてくれた。ユニークなスタイルと歴史の知識に基づいた壮大なストーリーで、名作と呼ぶにふさわしい作品だった。
読了日:11月22日 著者:橙乃ままれ
書店ガール (PHP文芸文庫)書店ガール (PHP文芸文庫)感想
途中まで女子同士の醜い争いばかりで「読むのやめようかな」と何度か思ったけど、途中から上司の男性が敵役になることで団結がうまれるってどんな展開よ。大崎梢さんのシリーズや、今流行のビブリオ古書堂みたいな作品を想像していたけど、書店版『渡る世間は鬼ばかり』でした。
読了日:11月21日 著者:碧野 圭
戦国スナイパー 1 信長との遭遇篇 (講談社BOX)戦国スナイパー 1 信長との遭遇篇 (講談社BOX)感想
さすがは『ゲート』の柳内さん、武器装備の描写に感服。スナイパー(?)勝負もさることながら、現代と戦国時代の倫理観の違いが印象に残りました。次巻も楽しみ。
読了日:11月21日 著者:柳内 たくみ
のうりん 4 (GA文庫)のうりん 4 (GA文庫)感想
『銀の匙』をラノベにしようとしたら「なぜこうなった!」みたいな(笑)。相変わらずギャグがヒドイんだけど、リアルな農業の問題もまじめに取り込んでいて、読後感は爽やかです。クライマックスのイラストには思わず吹いたなあ。斬新で注目のシリーズです。
読了日:11月17日 著者:白鳥 士郎
だから僕は、Hができない。3   死神と世界革命   (富士見ファンタジア文庫)だから僕は、Hができない。3   死神と世界革命   (富士見ファンタジア文庫)感想
もし女性に変身しても、男に迫られるのは勘弁だよなあ。と・・・
読了日:11月17日 著者:橘 ぱん
だから僕は、Hができない。2  死神と選抜試験 (富士見ファンタジア文庫)だから僕は、Hができない。2  死神と選抜試験 (富士見ファンタジア文庫)感想
1巻や他の作品に比べると【ラノベ倫理規定】を超えちゃった感じ。許容できるのは『寸ドメ』までだよなあ。
読了日:11月17日 著者:橘 ぱん
猫にはなれないご職業 (ガガガ文庫)猫にはなれないご職業 (ガガガ文庫)感想
表紙や冒頭のイラストの印象からすると、内容はけっこうシリアス。逆にオタとか腐女子とかのラノベ要素を無理して取り込んでいる印象。硬派なラノベというアプローチもあったんじゃないのかなあ。センスも良いし、力を感じる文体なので、今後に期待します。
読了日:11月17日 著者:竹林 七草
ゲーミフィケーション―<ゲーム>がビジネスを変えるゲーミフィケーション―<ゲーム>がビジネスを変える感想
従来からある手法でも改めてネーミングすれば新しい概念になる?か。ポイントカードだったものをネット上で可視化する。ポイント可する対象を幅広くする。みたいな印象だった。
読了日:11月17日 著者:井上 明人
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (MF文庫J)お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (MF文庫J)
読了日:11月14日 著者:鈴木 大輔
おおきく振りかぶって(20) (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって(20) (アフタヌーンKC)感想
絵はまあアレなんですけど、こんなに現場の雰囲気を描いた野球マンガは他に無いんじゃないかな。かなり取材して「野球部員」を描いてくれています。阿部クンだけじゃなく、どこのキャッチャーもピッチャーとの関係には苦労しているんだな。と苦笑い。関西や四国の学校のスタイルとか雰囲気も興味深かった。
読了日:11月11日 著者:ひぐち アサ
人類は衰退しました 7 (ガガガ文庫)人類は衰退しました 7 (ガガガ文庫)感想
アニメ化のフィードバックなのか、タイトル付けもセリフも前作までより「冴えた」感じ。イラストが増えているのも効果的で、より「うれしい」出来になってます。ロミオのセンスが最高にイイ一冊でした。
読了日:11月10日 著者:田中 ロミオ
こんなにちがう ヨーロッパ各国気質 32か国・国民性診断こんなにちがう ヨーロッパ各国気質 32か国・国民性診断感想
とても興味深くて面白い。日本人は「欧米」というけど、それはとても浅はかな言葉なんだな。と感じる一冊でした。各所で紹介されているエスニックジョークがまた秀逸です。世界3大不味い料理で「スパイスを忘れたカレー」が3位で「普通のイギリス料理」が1位って、イギリス料理どんだけ不味いんだよ。って思わずツッコんでしまった。
読了日:11月10日 著者:片野優,須貝典子
ウィンター・ホリデーウィンター・ホリデー感想
前巻で父親になった大和が、この巻では先輩に。どんどん成長していく姿が清々しくて、まさに坂木作品の真骨頂です。ナナちゃんも何かを見出したようだし、次巻では雪也サンの番。そして大和と由希子さんの復縁か? お約束かもしれないけど、みんなが幸せにならないと坂木作品らしくないよね。
読了日:11月10日 著者:坂木 司
機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド)機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド)感想
かつて自分を陥れ裏切った仲間と、窮地にすがった旧友の真相は逆だった! 刑事の息子とマフィアの息子の因縁や絆。権力と暴力に引き込まれながらも失われなかった刑事の誇りと仲間との絆。真っ暗で救いのない前半から、救いの光に導かれる後半までを、力強い力でひっぱってゆく文章力はさすがだ。3人の傭兵の過去を描いた3作のあとは、日本の警察の闇と正義が描かれるのだろうか。次作に期待が高まる。
読了日:11月10日 著者:月村 了衛
ヘヴィーオブジェクト 死の祭典 (電撃文庫)ヘヴィーオブジェクト 死の祭典 (電撃文庫)感想
ルール内でのドーピングが許される競技って、建前と本音がグズグズになっている現実のオリンピックに対する鎌地センセイの皮肉なんでしょうね。この巻はこれで面白かったけど、やっぱりお馴染みのメンバーが良いな。って思っているあたりが、作者の思うツボにはまったということ何でしょうか。
読了日:11月5日 著者:鎌池 和馬
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者4 (講談社ラノベ文庫)アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者4 (講談社ラノベ文庫)感想
好きなことにのめり込むけど、現実ともきちんと折り合いをつけましょう。と正しいオタクのあり方を説くあたりは、さすが榊センセイですね。暴れ狂うドラゴンを回し蹴りで倒す美埜里のアクションシーン、突拍子もない意外性を描写力のある文章で描いてくれてシビレました。ぜひアニメで見たい名シーンです。
読了日:11月5日 著者:榊 一郎
カンナ 京都の霊前 (講談社ノベルス)カンナ 京都の霊前 (講談社ノベルス)感想
先に終了した「QED」シリーズよりはエンタメ要素が強くて、気軽に楽しめます。古代ミステリの結末を現代に持ってきて、天皇家の交代を求めるのは無理があったけど、昭和以前とは違い、こういう作品が出版できる世の中になったことには感慨も感じました。さて、おなじみの高田キャラ達は「毒草師」シリーズに引き継がれるのでしょうか? ちょっと楽しみです。
読了日:11月5日 著者:高田 崇史
禅は急げ!   落護寺・雲水相談室事件簿禅は急げ!   落護寺・雲水相談室事件簿感想
『ファンシイダンス』を思い起こさせる設定とストーリー。続編と言われても違和感無いかも。冒頭から医師であった真実がお山に来た理由が気になったけど、最後はそんなものを吹き飛ばす破壊力でした。真実が女性アレルギーになった原因を描く続編を希望します。
読了日:11月5日 著者:桂 美人
インテリビレッジの座敷童 (電撃文庫)インテリビレッジの座敷童 (電撃文庫)感想
人間の善意と悪意の対決と、そんなものを超越した妖怪のパワーがもたらすカタルシス。複雑な動きになりすぎて、シーンを想像し難いアクションシーン。うーん、やはり鎌地節は健在です。ところで上条ちゃんが妖怪に触れたら、一体どうなるんだろうね??
読了日:11月5日 著者:鎌池 和馬
工学部ヒラノ教授の事件ファイル工学部ヒラノ教授の事件ファイル感想
実態を伝えようとする意図は買うが、前作を飛ばして今作だけを読むと共感する点は少ない。巻末の原発への対応も、安易に原発推進の発言をしていた事への言い訳にしか思えなかった。筆者は責任ある立場の時には不正や適切でない制度に迎合したり知らんぷりをしてきて、引退したあとに暴露本を出した。という印象です。
読了日:11月5日 著者:今野 浩
真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)
読了日:11月1日 著者:大沼 紀子
バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)感想
この巻も安定した面白さだけど、初期ほどギャグのキレ味を感じないのは、慣れと亜流の乱発によるのかな。修羅場にならず、皆が幸せになるエンディングになるといいな。
読了日:11月1日 著者:井上堅二

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