読んだ本の数:29冊
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ナイス数:197ナイス
光秀の定理 (単行本)の感想歴史モノだと信長や秀吉の視点が多く、明智光秀には『裏切り者』のイメージが定着しているので、光秀側の視点が興味深かった。イジメられてブチ切れたとすれば庶民には理解しやすいが、経歴や人物像からすると納得しがたい部分があった。冷酷な合理主義者の信長が天下を握ることによる悲劇を避けるためという理由であれば納得できるような、そのように作者に誘導されたというか・・・。もし信長が天下を取っていたら、天皇制はぶっ潰されていただろうな。
読了日:6月30日 著者:垣根涼介
文庫 セレモニー黒真珠 (MF文庫ダ・ヴィンチ)の感想木崎のように、身近に笹島さんや妹尾さんのような不遇な女性がいたとして、結婚したいと思う気持ちに同情が含まれていないかを考えるとちょっと複雑だった。年上の出来る女性に対する憧れや、不遇な家庭に育ったから自分の家庭は大事にしてくれそうとか、同じ仕事だから理解があるけど給料も一緒かなとか・・・。でもまあ理屈じゃないんだろうなあ。
読了日:6月29日 著者:宮木あや子
最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~ 19 (少年サンデーコミックス)の感想意外にあっさり終わってしまったけど、打ち切りなの? 少年誌らしいけど内容が濃くて良い作品だったので残念。主人公と同じ名前なので、終盤はちょっここっ恥ずかしかった。『焼きたて!!ジャぱん』からのファンなので、次作も楽しみにしています。
読了日:6月26日 著者:
これはゾンビですか?15はい、どっちもあたしです (富士見ファンタジア文庫)の感想巻頭イラストが神! 友紀のZ戦士とかエロ可愛さ半端ないし、大先生のツルペタミステリアスなエロさも素晴らしい。この作品お約束のツンデレ・ヤンデレも、互いに通じ合っている優しさがあるから心地よいです。アクションはまあ、オマケということで・・・。あとがきの木村先生の女友達がすげー気になるんですけど。
読了日:6月25日 著者:木村心一
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者9 (講談社ラノベ文庫)の感想薄情なように語られていたシンイチの家族だけど、おおらかそうで実は心配していたのね。三人三様のリアクションが楽しかった。尿管結石ってちょー痛くて、思わず家族に別れを言っちゃうぐらいなんだけど、ケロッと収まるんだよね。父さんの説明良くわかるわ。あとハニートラップを脱するシンイチに感心「ヘッドドレスを外したメイドはすでにメイドにあらず。ただの女だっ」また名言が産まれてしまった!!
読了日:6月25日 著者:榊一郎
埼玉のおきて サイタマを楽しむための52のおきての感想話題があまりにも身近過ぎて、読んでいてハイになっちゃった。ネタの半分以上が徒歩圏内。丸広とロジャースとベルクで買い物をし、娘達はしまむらを愛用し、名門女子高を受けるオタ娘のために鷲宮神社の御守りを買いに行ったオイラは、典型的な埼玉人なのか!
読了日:6月24日 著者:
神のみぞ知るセカイ 26 (少年サンデーコミックス)の感想いつのまに桂馬や天理を親の目で見守っていて、「こんなに立派になって」とウルウル。ちょっと残酷だけど、優しくて前向きなエンディングでした。若木さんの次作も楽しみです。
読了日:6月24日 著者:若木民喜
それでも「美談」になる高校サッカーの非常識の感想理不尽な事例はあそことやあそこなんでしょうけど、それよりどんどん良い指導者を紹介していくことで子供たちの選択肢を増やして、風潮を変えていければよいですね。こういう本が出せること自体、スポーツに対する価値観が変わってきた証拠だと思います。他の競技でも「走らせてばっかり」の指導者には要注意。
読了日:6月23日 著者:加部究
棺姫のチャイカIV (富士見ファンタジア文庫)の感想赤の戦闘能力は通常の3倍? 赤チャイカの登場で、物語にグッと奥行きが出てきた感じです。チャイカシリーズの目的とはいかに・・・
読了日:6月23日 著者:榊一郎
エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守の感想ごめんなさい。直前に宮部みゆきを読んだので何もかももの足らなくて・・・行動経済学が無くても容疑者は明白だし、普通に情報共有が成されればすぐ解決出来る事件。伏見さん以外が無能過ぎるから、相対的に聡明に見えるという何とも寒い設定でした。専門家ほど自分の専門分野の限界を知っているものじゃないかな? 刑事が外部のカウンセリングで捜査情報をベラベラ喋っちゃうなんて、主人公は未熟じゃ済まされない低能。続編書くつもりみたいだけど、ちょっと無理じゃないかな?
読了日:6月21日 著者:石川智健
ソロモンの偽証 第III部 法廷の感想宮部さんの長編はハズレなし! 読者が知りたいことは全部きちんと説明してくれる優しさに感謝しますし、どれだけ重層的な構造のストーリーでも苦労なく理解させちゃう文章力と、人の善意を信じさせてくれるお約束のエンディングにも感謝します。間違いなく名作です。
読了日:6月20日 著者:宮部みゆき
ソロモンの偽証 第II部 決意の感想大人の都合に振り回されないよう、中学生達が自ら立ち上がり学校内裁判の開催を決意する。警察が扱わない学校内の闇を白日の元にさらそうとするのが、大人の裁判にしなかった作者の意図であろう。まだ背後に大きな暗部が控えているようにも思えるし、まだ自殺した柏木卓也や神原の意図を見えない。早く3部読みたいぞ。
読了日:6月20日 著者:宮部みゆき
マージナル・オペレーション 05 (星海社FICTIONS)の感想対人地雷の非人道性が国際問題になっているが、弱者の武器としてこれほど有効性の高いものだったのか。そりゃ後のことより今生き延びることが第一だもんなあ。現実でも多方面で侵略の手を広げる中国だが、こういう崩壊の可能性もあるのだなと。ファンタジーではありますが、アラタや子供たちに平和な日常が訪れることを祈りたいと思いました。
読了日:6月17日 著者:芝村裕吏,しずまよしのり
マージナル・オペレーション 04 (星海社FICTIONS)の感想子供たちの未来のために、子供たちを危険にさらして戦闘を行うアラタの自己矛盾は、かなりの精神的負担を強いているはず。淡々と語られる独白の文章の向こうには、本人さえ認めたくない本音や苦しみが隠れていることが想像できます。自らの罪深さを認識しているからこそ、他人の好意も鈍感なふりをしてやり過ごしているのでしょう。とはいえ物凄い忍耐力だなあ。
読了日:6月17日 著者:芝村裕吏
這いよれ! ニャル子さん 12 (GA文庫)の感想クトゥルー文学(?)の金字塔もついに完結。鎧武から「にゃんぱすー」まで、この巻でもやってくれました。間違いなくラノベの歴史に残る名作。『このパロディセンスがすごい』大賞があれば文句なく1位でしょう。作者に感謝。お疲れさまでした。
読了日:6月15日 著者:逢空万太
魔王が家賃を払ってくれない 7 (ガガガ文庫)の感想サイコーでした。死角から足技、じゃなくてパイをくらうようなグダグダの連続技。鋭いパロディと、思わず脱力しちゃうギャグセンス。『パンツ・ウィズ・ウルブズ(パンツを見たがる男)』って絶対間違ってるから。あと『ダンス・ウィズ・ウルブズ』と『ラスト・サムライ』と『アバター』が同じストーリーって言ったら身も蓋もないし。あとがきにダンプが突っ込んじゃ駄目だから。
読了日:6月11日 著者:伊藤ヒロ
犬とハサミは使いよう8 (ファミ通文庫)の感想前巻の新キャラの噛ませ犬感が・・・そりゃ目的どおりなんでしょうけど。陸海空の図書館とか、アイデアは相変わらず良いんだけどなあ。更伊さんの持ち味は突拍子もないアイデアや軽妙なノリツッコミなんだから、ひたすらエンタメに徹してくれたほうが嬉しいのだけど。ギャグもバトルもキャラの苦悩も、ぜーんぶ中途半端になっちゃった感じでした。次巻に期待。
読了日:6月11日 著者:更伊俊介
書楼弔堂 破暁の感想一見古めかしそうだけど、読者を行間で時代に引き込んでいくスタイルに、嬉しくなってしまいました。弔堂の主人の外見はあまり説明されていないのですが、中禅寺秋彦にしか思えません。過去の作品と微妙にリンクさせることで、書いてある以上の描写に成功しているのでしょう。もしかしたら京極版『ビブリア古書堂』の意図があったのかな。
読了日:6月9日 著者:京極夏彦
自力本願でファイナンシャル・プランナー (女性のための資格シリーズ)の感想仕事で保険に関わるようになったので読んでみました。資格で食っていけるような時代ではないですが、老後を国や企業に頼れない時代には必要な知識だと思います。人前で話をする時に必要な肩書かも。
読了日:6月8日 著者:森江加代
人生 第7章 (ガガガ文庫)の感想「ゴのつくあれが・・・カサカサと」「おい、アのつくあれ、退治してきてよ」の掛け合いに吹いてしまい、電車のなかでとても恥ずかしかった。中身はあれだがこの表紙のいくみだったら、今西クンが告るの無理ないかも。でも先入観はにゅーっとしてないからね。川岸さんの作品はテンポも良く、独特のセンスがたまりません。この巻みたいにほんわかコミカルでこっ恥ずかしくないラブ要素も、ボッチ系ネガティブには心地よい距離感。「ラブコメ強化とアニメ化で、商業的に火がつきそうな匂いがするよ!」
読了日:6月8日 著者:川岸殴魚
棺姫のチャイカIII (富士見ファンタジア文庫)の感想アニメではサラッと流された話だが、『信じること』を考えさせられる、しっかりした良い話でした。「いいじゃないか。騙されたってよ」シンプルだけど、ちょっと感じ入るセリフでした。サービスシーンあり(榊さんっ貧乳派?)、ボケもキレてるし、冒頭からエンディングまで一貫したテーマもあるし、さすがはベテラン。いい仕事してますね。
読了日:6月6日 著者:榊一郎
ログ・ホライズン6 夜明けの迷い子の感想アカツキ主役の女性レイド編。中心はアカツキの成長物語だが、他の女性キャラの内面もチラホラ描かれていて嬉しい。モテモテのソウジロウの内面がちょっと意外で、ナズナさんの姉さんっぽさに惚れました。アニメ2期はここからなのかな? ぜひこの女性陣の魅力を存分に見せて欲しい。
読了日:6月6日 著者:橙乃ままれ
聖☆おにいさん(10) (モーニングKC)の感想聖母マリアがサイゼリアに降誕。聖ニクラウスに嫉妬するイエス。断食オフ会でハイになるブッダ。あいかわらずネタがぶっ飛んでいて凄いです。
読了日:6月5日 著者:中村光
夕空のクライフイズム 1 (ビッグコミックス)の感想あのヨハン・クライフを中2病とか、発想が大胆で愉快。トーナメントで戦う以上、優勝チーム以外は負けて終わるわけだから、敗者の美学を追求するのは発想の転換。ぜひもっとやっちって下さい。
読了日:6月4日 著者:手原和憲
サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)の感想銀行や郵便局に貯金して、胡散臭い社団法人なんかに使われるなら、自分で判断して投資するほうがマシ。というか直接民主主義であるという主張は参考になった。「股裂き」って金融用語にあるんだ。ちょっと古いけど、いろいろ勉強させていただきました。
読了日:6月4日 著者:サンプラザ中野,松本大
海賊とよばれた男 下の感想あえてひねくれた見方をすれば「出光万歳! 日本人すげー!!」か。ここまで立派過ぎると、かえって意図を勘ぐりたくなる。なぜノンフィクションにしなかったのか? 著者の力量や取材力の限界? 石油メジャーに組して日本を売った企業関係者や官僚への配慮? いずれにしても小説と事実を混同せず、歴史を検証するきっかけにするのが理性的なこの作品の役割であろう。
読了日:6月4日 著者:百田尚樹
シドニアの騎士(10) (アフタヌーンKC)の感想イザナはユレ博士の孫ってことになっているけど、本当は娘とかクローンだったりして? それ以前にこの世界の結婚ってどうなっているの? とか余計なことを想像してしまった。
読了日:6月3日 著者:弐瓶勉
冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫)の感想うーん、シリーズ化しているので、そこそこのクオリティはあるのかと予想していたが、小説としてはそれこそ同人誌レベルじゃないかと。ギャルゲーマーにはツボを突くところがあるのでしょうか? よく見ると可愛くて、目立たないけどノリは良いとなると、競争率が低くて格好の穴狙いだと思うのですが・・・
読了日:6月2日 著者:丸戸史明
マージナル・オペレーション 03 (星海社FICTIONS)の感想「ファンタジーで現実を壊す」アラタ達だが、とうとう犠牲者が。新たな教訓と決意でカリスマオペレーターへの道を突き進むのだろうか。前巻で多用された「子供はいつもそういうんだ」が無くなったのは、アラタのジブリールへの意識が少し変わったせいかもしれない。それでも女性に鈍感なアラタ君だが、男の嫉妬はかなり危険でしたね。こういう想像力も指揮官には必要なんでしょう。
読了日:6月1日 著者:芝村裕吏
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