ラグビーをひもとく 反則でも笛を吹かない理由 (集英社新書)の感想
ラグビーのルールって今でも毎年微妙に変わってるんですけど、それぞれの歴史的なものを教えてもらうと「なるほど」と思います。でもやっぱり難しいなあ(笑)
読了日:8月30日 著者:李スンイル
モーレツ!イタリア家族 (ワイドKC Kiss)の感想
イタリアに関する女性のエッセイはたくさんあるけど、家族の一員としても視点は興味深いものでした。クリスマスの赤い下着とか、ニューイヤーで窓からいろいろ放り投げる話とか他で聞いたことあるんだけど、やっぱり本当だったんですね。日本人からすると羨ましそうでストレス溜まりそうで・・・。でもまた行きたいなあ。
読了日:8月29日 著者:ヤマザキマリ
世界経済のトレンドが変わった! 襲いかかる負の連鎖の感想
中国経済の失速やユーロの危機、東欧・ロシア・中東の情勢、アメリカの利上げと各国のマイナス金利。株価や為替を見ているとけっこう説得力のある内容でした。
読了日:8月29日 著者:朝倉慶
どこかでベートーヴェン (『このミス』大賞シリーズ)の感想
やっぱり岬先生のストーリーはベートーヴェンに行き着くのですね。このエピソードはシリーズの最初から描く予定だったんだと思いました。相変わらず中山さんの音楽描写は凄くて、演奏の場面では文章を読みながら頭のなかで「悲壮」が鳴ってました。事件についてはちょっと無理繰り感があったけど、若かりし岬洋介を伝説にするには仕方ないんでしょう。続編があるようなので、そちらも今から楽しみです。
読了日:8月29日 著者:中山七里
スティグマータの感想
「チカ△!!」近藤さんなんでこんなカッコいい話を書けるんだろう。未来の栄光を求める者、過去の栄光を取り戻したい者、そしてそれらの栄光を支えるために走るアシストの葛藤。メネンコのモデルは多分ランス・アームストロングなんでしょうけど、現実の事件とオーバーラップさせることでツールの苛酷さがリアリティを持って伝わってきました。かつてドーピングにまつわる事件でチームメイトを亡くしたチカが、今度は不本意ながらも事件を防いだことが何だかとても感慨深かったです。
読了日:8月29日 著者:近藤史恵
戦うハニーの感想
優しい社会派の新野さんの新作。保育園を描くのであれば子供の可愛さだけでなく、母子家庭や生活保護などの社会問題と向き合わなければならないですよね。文学ではその視点が抜けていたのではないかと再認識しました。はやく保育士さんが子供に専念できる環境を作らなければ。
読了日:8月28日 著者:新野剛志
機動戦士ガンダムUC (11) 不死鳥狩り (角川コミックス・エース 189-13)の感想
本筋が終わったらサイドストーリーとか、まさにガンダム商法(笑)。個人的にはフル・フロンタルをあんまり掘り下げちゃうと、「大人の事情」の薄っぺらさが如実になりそうな気もするのですが・・・
読了日:8月28日 著者:福井晴敏
「電脳マジョガリ」狩りの感想
いろいろ考えさせられる内容がありました。偏狭な正義感で他人の個人情報を晒して悦に入ってる連中は取り締まられるべきだけど、考えてみたら文春とか新潮と同じことをしているに過ぎないんでしょう。この小説みたいに集合的悪意に黒幕がいて、それが身近に現れてくれるようだったらまだ話は簡単なんでしょうけど・・・
読了日:8月28日 著者:向井湘吾
下ネタという概念が存在しない退屈な世界 10 (ガガガ文庫)の感想
SOXによる収容所の解放で歴代変態大集合。奥間善十郎もイカしてるけど、綾女のお母さんがぶっ飛んでいてサイコー。母子の再会のサイテーさといったら、文学史に強烈な一撃を加えるレベルでした。でも下ネタを別のものに置き換えてみたら・・・。日本人みたいな生真面目で従順で議論下手で誰も責任取らない民族が暴走させられたら、とんでもなく怖いことをやらかすのでは。正義の戦争よりグダグダの平和でイイよね。
読了日:8月28日 著者:赤城大空
怪物率の感想
こういうのホラーコメディっていうのかな? それともダークファンタジー(笑)。もし食物連鎖で人間の上位に怪物がいて、日常的に身のまわりの誰かが捕食される世界があったら、人の死ってこんな風に認識されるのかな。随所に出てくる森さんのネーミングがセンス良くて感心。イバリヤナのセリフのインチキ臭さがもうサイコー。それは絶対ロシア訛りじゃないノフよ。
読了日:8月28日 著者:森晶麿
全能兵器AiCOの感想
ある意味期待を裏切らない内容。「人口知能VSベテランパイロットの空中戦は、間一髪で人間の勝利!!」って、もう最初から予測できちゃいますよね。国家の兵器開発スタッフなら思想調査ぐらいするでしょうし「戦争は始めるより終わらせるほうが難しい」んだから、中国に断固対処するなら落とし所も考えておいて欲しいものです。続編があるような伏線も張ってましたけど、ネットワーク上に自我を持つ自律進化プログラムが潜むというなら、最後に「ネットは広大だわ」ぐらいのセリフが欲しいものです(笑)
読了日:8月23日 著者:鳴海章
遙か凍土のカナン7 旅の終わり (星海社FICTIONS)の感想
共産主義者とコサックとユダヤの理想国家シベリア共和国の建国譚。日本のシベリア出兵も含め、血生臭い現実の歴史を「大人のファンタジー」に書き換えてくれました。芝村さんの感情薄いようでロマンティックな世界観いいですよね。でも「マジオペ」のジブリールとの血縁が気になります。帰還したオレーナに「欲情した」って良造のセリフも微笑ましかった。朴念仁もやれば出来るじゃん!!(笑)
読了日:8月22日 著者:芝村裕吏,しずまよしのり
さよなら私のクラマー(1) (講談社コミックス月刊マガジン)の感想
「四月は君の嘘」で感動を呼んだ新川さんの女子サッカーマンガ。可愛くてちょこまかとした絵だけど、内容はけっこう骨太かも。かなり期待度高いです。
読了日:8月20日 著者:新川直司
ダイヤのA act2(4) (講談社コミックス)の感想
ぜひバットの精(cvはやみん)を召喚していただきたい(笑)。沢村いつの間にこんなに成長してたの。そしてそれを感じた降矢が次巻で圧巻のピッチングを見せる・・・と見た!
読了日:8月20日 著者:寺嶋裕二
のうりん 12 (GA文庫)の感想
Jリーグネタがサイコー。大手メディアは取り上げないけど、地方のJ2弱小(失礼!)クラブも、こんなに楽しいイベントをやってるんですね。世界一を目指すのもいいけど、おらが町のヒーローを応援するのも豊かな文化だよなって、意外な形で教えてもらいました。「FC岐阜か!」
読了日:8月20日 著者:白鳥士郎
下ネタという概念が存在しない退屈な世界 9 (ガガガ文庫)の感想
このシリーズにしては肌色成分の少ない表紙だなと思ったら、そういうことだったのね。下セカ版「じゅげむ」、このエネルギーの無駄遣いに敬意を表します。さて国家存亡の危機(?)になってきましたが、次巻でどうお話をまとめてくれるのか。ぜひアンナ先輩の笑顔を取り戻して欲しいものです。
読了日:8月20日 著者:赤城大空
りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)の感想
『燃える!泣ける!ロリかっこいい』こんなにコミカルに笑いを取りながら、同時に棋士の凄さをかっこ良く書ける白鳥さんの才能はまさに「ラノベ星人」。芥川賞とか直木賞の作品よりはるかにスゴいことだと思うんだけどなあ。
読了日:8月17日 著者:白鳥士郎
セルフ・クラフト・ワールド 2 (ハヤカワ文庫JA)の感想
だれだよAIにフラグ立てる機能を入れたヤツ(笑)。黒野首相の会話から、かつて長寿世界一の泉茂千代さんがインタビューで「年上の女性が好み」って答えたエピソードを思い出して、可笑しくて仕方なかったです。芝村さんのことだから、次巻では救済を描いてくれるに違いない。それが人類レベルなのか個人レベルなのかはわかりませんが、おおいに期待しております。
読了日:8月17日 著者:芝村裕吏
新約 とある魔術の禁書目録 (15) (電撃文庫)の感想
いつも通り、新キャラが「突き抜けた能力で、誰かのために、手段を選ばず自己犠牲」になろうとしてカミやんの説教が・・・。右手から魔人が10人生えているビジュアルはもう想像できないっす。ごく平凡な読者を置き去りにして、作者ははるか彼方を走っている気がしてなりません。
読了日:8月16日 著者:鎌池和馬
生命保険は「入るほど損」?!の感想
おっしゃることわかるんですけど、働き盛りで子供にも金がかかる時期にいきなりガンで働けなる不運が自分に当たる確率もゼロではないわけで。そのときは潔く死んじゃいますか(笑)
読了日:8月12日 著者:後田亨
年率200%稼げる常勝の法則 FXくるくるワイド投資術の感想
けっきょく長期と短期を両建てで張ってるってこと?
読了日:8月12日 著者:魚屋
勝ち続ける個人投資家のニュースの読み方の感想
投資の初心者は読んでみると良いかも。毎日ニュースで言ってる経済指標や為替も、投資とかやらないと興味わかないもんね。でも経験則どおりに動かないのが現実というものなのだよ。
読了日:8月12日 著者:玉川陽介
ブラッド・アンド・チョコレート (ミステリ・フロンティア)の感想
タイトルと表紙はカワイイけど、中身はあんまりかわいくない。雑なストーリーをショッキングな死体でごまかしている気がしてならないなあ。狂信と利害が渦巻く閉鎖集団に、ろくでなしフリーターコンビが挑んだけど、思慮不足で残念な結果に終わってしまいましたとか。みたいな。
読了日:8月12日 著者:菅原和也
掟上今日子の婚姻届の感想
自分的にはシリーズ最高傑作。厄介クンの願望かなうも一日だけの夢でした。表紙のイラストに心惹かれましたが、よくみるとカラスなのね。しかしホント西尾維新は変幻自在でスゲー。
読了日:8月12日 著者:西尾維新,VOFAN
ガンルージュの感想
「第二の金大中事件を阻止するのは、元公安の主婦と不良女教師!」「韓国特殊部隊の精鋭に出刃包丁と金属バットが炸裂する!」月村さん得意の武器描写や警察の組織力学は毎度のことですが、重い文体で書かれている戦闘シーンが実はコミカルで可笑しくて仕方ない。グレネードランチャーをバットで打ち返されちゃったら立つ瀬ないよね(笑)。 映画化してくれたら見に行きたいです。
読了日:8月12日 著者:月村了衛
風呂ソムリエ 天天コーポレーション入浴剤開発室 (集英社オレンジ文庫)の感想
鉄板の「お仕事モノ」で良い所に目をつけたと思うけど、「女子力ゼロのリケジョ」とかいかにも偏見強すぎじゃない。「いくら邪険にしても絶対嫌われないイイ男」も都合良すぎてイヤだなー。
読了日:8月10日 著者:青木祐子
ラメルノエリキサの感想
呪文のようなタイトルが思わせぶり。ヒロインの「復讐癖」と、それに対するお姉ちゃんの対応も軽妙だし、「理想の母娘」を演じていることを自覚しながらイヤではない距離感も「あるある」って思いました。平凡さのなかにセンスの良さが光る傑作。例えるなら「美味しいと評判のクレープ屋台」みたいな作品でした。
読了日:8月10日 著者:渡辺優
FBI元心理分析官が教える 危険な人物の見分け方: あなたは毎日“隣りの隠れた犯罪者”に狙われている!の感想
真のシリアルキラーは一見とても魅力的で、それを使って獲物を引き寄せる。動物の習性と同じなんでしょうね。些細な言動からその徴候を見分けるヒントが書いてありました。身の回りには一定の割合で、他人の生死を操ることに快感を覚える人種がいるというのは覚えておくべきでしょう。
読了日:8月5日 著者:メアリー・エレンオトゥール,アリサバウマン
図解入門業界研究 最新化粧品業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第4版] (How-nual図解入門業界研究)の感想
業界のモノですが、「なるほど仰るとおり」という印象。「水を高く売るには」というアオリがこの業界の本質ですよね~。品質が良くても「安い」と売れないし、宣伝広告の大半が「個人の感想です」だし。
読了日:8月4日 著者:梅本博史
フットボールネーション 9 (ビッグコミックス)の感想
権田クン推薦の帯のとおり、前半はまるでGKのテキストのような内容でした。試合の場面でも「このチーム、トラップふかさないな」というセリフに、この漫画が描こうとしているサッカーが現れていると感じました。サッカー部の部室に置いておいたら、いつの間にかサッカーの質が変わっているかも(笑)
読了日:8月4日 著者:大武ユキ
お金の流れで読む日本の歴史 元国税調査官が「古代~現代史」にガサ入れの感想
歴史を学ぶ時、人物中心で捉えたい人が多くて史料や統計を出すと嫌がられるものです。でも歴史の転換点を財政的な視点で捉えることは一番説得力があるでしょうから、学生が歴史の教科書を読んで腑に落ちない時に読んでみるといいかもしれません。ただこの本の内容が「正解」ではなく、一つの仮説であることもきちんと認識しておくべきでしょう。『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』といいますけど、かつて戦争をやらかした薩摩長州の末裔が担う政権による戦前回帰を止められないのは、何時の世も賢者は少数派というジレンマか。
読了日:8月2日 著者:大村大次郎
Re:ゼロから始める異世界生活 (8) (MF文庫J)の感想
Web版が各駅停車だとしたら、こちらは通勤快速みたいな。商業作品であればあんまりハード過ぎるより、こちらのほうがふさわしいと思われます。ところで表紙裏のイラストはフェイク?(笑)
読了日:8月1日 著者:長月達平
Re:ゼロから始める異世界生活 短編集1 (MF文庫J)の感想
全体的にはほのぼの系で、本編のハードな展開で疲れた心を癒やしてくれる意図だと思われます。プリシラが王選に登場する経緯は、Exに出てくるあのキャラと関わりがあったんですね。つぎはアナスタシアの生い立ちが語られる?
読了日:8月1日 著者:長月達平読書メーター