2013年7月1日月曜日

2013年6月に読んだ本

2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5360ページ
ナイス数:178ナイス

スナックさいばら おんなのけものみち    七転び八転び篇スナックさいばら おんなのけものみち    七転び八転び篇感想
前半の男選びの部分、娘に「絶対読め」と薦めました。
読了日:6月26日 著者:西原 理恵子
スカル・ブレーカ - The Skull Breakerスカル・ブレーカ - The Skull Breaker感想
設定は時代劇ですが、登場人物の姓を出さずカタカナ名で表記することで、実際の歴史とは切り離された世界が描けていると感じます。一切の無駄を省いた数学的思考と、剣技の高みを目指す武芸者との親和性が心地良い。そんな世界観の中で、ノギさんの愛嬌も欠かせないアクセント。出自がわかり周囲の状況が変化するなかで、この先ゼンの変化する部分と変化しない部分に注目していきたい。
読了日:6月26日 著者:森 博嗣
犬とハサミは使いよう -2 (カドカワコミックス・エース)犬とハサミは使いよう -2 (カドカワコミックス・エース)感想
原作のアクティブさやノリ・ツッコミのテンポ感を絵師さんが上手く再現してくれています。これからますます楽しみなキャラが登場するので、”買い”です。
読了日:6月25日 著者:大庭 下門
キアズマキアズマ感想
自分もロードレーサーに乗るので、このシリーズは必ず読むと決めています。自転車を扱う小説は他にいくつかありましたが、ストイックなキャラへの共感が近藤さん独特のテイストだと思います。エースとアシストのホイール交換を、櫻井が兄から譲られ岸田に引き継いだ”走る意思”とオーバーラップさせるところは、タイトルを象徴しているのだと感じました。
読了日:6月25日 著者:近藤 史恵
理想のヒモ生活 2 (ヒーロー文庫)理想のヒモ生活 2 (ヒーロー文庫)感想
ゼンジロウは内助の功(?)で王を支えていますが、外部からみるとだらしない男に見えるように振舞ってます。こういうところが”理想のヒモ”なんでしょうね。互いに「嫁さん」「婿さん」と言い合う二人の仲に自分の新婚の頃を思い起こして、なんともむず痒い気分になっちゃいました。
読了日:6月25日 著者:渡辺 恒彦
デスニードラウンド ラウンド1 (オーバーラップ文庫)デスニードラウンド ラウンド1 (オーバーラップ文庫)感想
『半額弁当&バトル』の次は、『美少女VS商業キャラ』? 某ネ○ミの国の人達と戦わせる気マンマンですよね。巨大資本の著作権や肖像権にやんわりケンカを売るアサウラさんの挑戦、”けしからんもっとやれ”
読了日:6月25日 著者:アサウラ
神のみぞ知るセカイ 22 (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 22 (少年サンデーコミックス)感想
事件の背景(ルール?)が解って、かつてのスタイルに戻ってきたような気がします。同様のラブコメに比してヒロインズが健気でカワイイのと、ちょっとジンとするセリフで締めてくれるのが、やはりこの作品の魅力ですね。
読了日:6月21日 著者:若木 民喜
這いよれ! ニャル子さん 11 (GA文庫)這いよれ! ニャル子さん 11 (GA文庫)感想
邪道ヒロインのアト子さんに続いて、地球人代表の珠緒さんが参戦。伏線は以前からありましたけどね。パワーインフレの見本というか、最初はスゴく振り切れた作品だと思ったけど、最近の巻では安定感のほうを感じてしまいます。まあ充分面白いし、キャラにも親しみがあるんですけど・・・
読了日:6月20日 著者:逢空 万太
リアルタイムメディアが動かす社会: 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平リアルタイムメディアが動かす社会: 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平感想
かつて政治権力のチェック機構であったマスコミは権力の側に下り、かわりにネットの草の根ジャーナリズムがその役割を負い、その次は・・・。アフガニスタンでは電気も通じていないのに、みんな携帯を持っているのにちょっと驚きました。上杉さんが現在批判に晒されているのは、釘が出すぎて権力に目をつけられた感が無くもない。
読了日:6月20日 著者:八木 啓代,常岡 浩介,上杉 隆,岩上 安身,すがや みつる,渋井 哲也,郷原 信郎,津田 大介
ちはやふる(21) (ちはやふる (21))ちはやふる(21) (ちはやふる (21))感想
原田先生が大人げなくてかっこいい~。一人で頑張るキャラはたくさんいるけど、自分の目標に周囲を巻き込んで盛り上げて、若者たちに「助けて欲しい」と頼める姿に感動しました。
読了日:6月18日 著者:末次 由紀
嗚呼愛しき自転車乗り嗚呼愛しき自転車乗り感想
ユーモラスな文章とイラストが書ける美貌の自転車乗りドロン女史による、とても素敵な『ロードバイクあるある』です。以前は疋田さんの本の中でツッコミイラストを書いていたけど、ピンでも面白いです。なんといってもこの気取らなさ(笑)がいい!
読了日:6月18日 著者:ドロンジョーヌ恩田
南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)感想
SFって人類の危機みたいな深刻な話になりがちだけど、とことん楽天的で程よくリアリティのある近未来を示していて、とても楽しい作品に仕上がっています。初音ミクみたいな集合知の文化を理解できる人とそうでない人で、未来の見え方って違うんだろうな。資本主義的欲望マル出し社会にたいするアンチテーゼ。
読了日:6月14日 著者:野尻 抱介
簡単なアンケートです (電撃文庫)簡単なアンケートです (電撃文庫)感想
SFショート・ショート。鎌池さんはSF設定けっこうイケてるじゃん。シニカルな毒吐きはいつものことだけど、こういうスタイルを取ると子供の頃に読んだ星新一と同じようなテイストになるのが不思議でした。後半のマルチエンディングは実験なんでしょうけど、オチがあらへんがな!!
読了日:6月11日 著者:鎌池 和馬
勝つ組織 (角川oneテーマ21)勝つ組織 (角川oneテーマ21)感想
サッカー監督同士の対談ですが、一般向けの講演の内容を収録したもので、サッカー談義はあまりありませんが、昨今問題になっている女性アスリートへの接し方については、とても参考になる内容が含まれていました。ぜひ見習いたいところですが、オヤジギャグは難易度高そうです。
読了日:6月10日 著者:佐々木 則夫,山本 昌邦
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 (ガガガ文庫)感想
いつもの自己犠牲で問題を解決した八幡だが、一番キツいのは葉山なのかも。小学生のイジメも文化祭も、そして自分のグループの問題も自分のキレイ事では対処出来ず、八幡の犠牲に助けてもらい、そんな八幡への嘲笑を批判する事も出来ない無力感。雪ノ下の前で何度も八幡との差を晒している自分の惨めな姿に気付かないほどバカキャラ設定ではないだろう。そのうちこの布石を回収する話があるのだろうが、もしかして海老名さんの見立てどおりのグ腐腐展開なんて・・・
読了日:6月5日 著者:渡 航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6 (ガガガ文庫)感想
『星の王子さま』の「本当に大切なことは目に見えない」は、この巻のヒッキーを暗喩していたのですね。崩壊しかけた文化祭を立て直した功労者であるのに、最後はひとり悪役になってしまった八幡。彼が盛り上がるライブを眺めながら一人佇むシーンはホントつらかった。アニメ版のクライマックスはこのシーンじゃないかな。八幡の意図を知りつつも慰めるのではなく、あえて客観的な評価を伝える平塚先生のセリフも、もしリアルだったら男泣きしそうな名台詞でした。渡先生、もう有川浩に匹敵するレベル。あっこれって読者的にポイント高い?
読了日:6月4日 著者:渡 航
大日本サムライガール 4 (星海社FICTIONS)大日本サムライガール 4 (星海社FICTIONS)感想
装丁が神! シリーズ未読の人でも思わず手に取るコピーとイラスト。ディベート苦手の日毬に好敵手登場で、番組も視聴者アップという展開。ご都合主義と言わないのが至道作品を読む時のお約束です。公益法人を作る手順は参考になるし、ネット上に政治ポータルを作る可能性も期待大。天下り防止は・・・難しいよね。
読了日:6月3日 著者:至道 流星,まごまご
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5 (ガガガ文庫)感想
アニメでは1話で済ませちゃたけど、ターニングポイントになる内容だったのでは。原作読んでホント良かったわあ。ボケツッコミ(ちょっとラブコメ)を繰り返しつつ、終盤にこの巻の意味が分かる構成も見事。次巻からストーリーが動き出す予感を感じさせてくれます。『今一番内容が深いラノベ』といえる作品かも。娘がまとめ買いしてくれてホントGJ!!
読了日:6月3日 著者:渡 航
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)感想
シリーズ初の長編ですが、構成が見事です。乱歩の作品に絡めつつ、二組の親子とカップル(というにはぎこちないですが)のストーリーが時間軸を挟んで語られています。二十面相シリーズが懐かしくてワクワクしましたが、これもポプラ社版と光文社版の二つの時間で感じられるのですね。古書は発刊当時と現在の思いを繋ぐアイテムとして有用なことを再認識しました。さらに二十面相という変身ヒーロー(?)が、いろんな人物の二面性や不安を暗示しているというのは深読みしすぎ? 文章も大家の貫禄まで感じる上手さで、上質のエンタメ作品です。
読了日:6月2日 著者:三上 延

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