2014年3月2日日曜日

2014年2月に読んだ本

2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:5161ページ
ナイス数:177ナイス

百姓貴族 (3) (ウィングス・コミックス)百姓貴族 (3) (ウィングス・コミックス)感想
糞尿も自然の一部なんだよね。こんなふうに現実の厳しさを書きながらも、大らかで力強いものを感じさせるマンガって、荒川作品ぐらいじゃないかな。
読了日:2月27日 著者:荒川弘
0能者ミナト (メディアワークス文庫)0能者ミナト (メディアワークス文庫)感想
楽しく読めましたが、どこか既読感も感じる作品。探偵自身に霊能力がなくても、霊能力者の助手がいるなら能力があるのと同じじゃん。とツッコむのは野暮というものか。湊はクールなようで実はみんなのことを気遣っているし、ちょっとカッコいいお兄ちゃんに未熟な少年・少女を組み合わせるのは、マーケットを意識した王道ですよね。今季のアニメだと「ノラガミ」とかぶってる?
読了日:2月26日 著者:葉山透
ソロモンの偽証 第I部 事件ソロモンの偽証 第I部 事件感想
やっぱり宮部さんは凄い。細部にも全体像にも緻密なデザインがなされた傑作の絵画のような出来栄えで、これだけの分量にもかかわらず最後まで一気に読み通さずにはいられない迫力を感じました。善良な市民の正義感が、つたない狂気や欲望に踊らされてスケープゴートを求める様子や、それにより学校や警察の誠実な配慮が崩壊していく流れがなんともおっかない。はやく続編を読みたいけど、図書館だと515件待ちかあ・・・
読了日:2月25日 著者:宮部みゆき
黒猫の刹那あるいは卒論指導 (ハヤカワ文庫JA)黒猫の刹那あるいは卒論指導 (ハヤカワ文庫JA)感想
なんだか「わたしの彼って、こんなに頭よくてカッコいいのよ」って無自覚に語っているような気がしたのは、オイラだけ?
読了日:2月22日 著者:森晶麿
終物語 中 (講談社BOX)終物語 中 (講談社BOX)感想
猫物語(白)と鬼物語を補完するお話。昔の話の伏線にきちっとハメてくるあたり、良い意味で期待を裏切ってくれてます。いったいどういうふうに構想を練っているんだろうか。頭のなかですべて完成していて、筆が動いていくタイプなのだろうか。神原や斧乃木ちゃんとの軽妙なやりとりでどこまで脱線するのかと思えば、最後にはちゃんと収まるところへ話を収めているし、忍の最後の一言で壮大なラブストーリーを演出してしまう手際の良さも凄いです。『戯言シリーズ』『刀語』を経た西尾維新が、どんなエンディングを描き出すのか。
読了日:2月20日 著者:西尾維新
せっかち伯爵と時間どろぼう(1) (少年マガジンコミックス)せっかち伯爵と時間どろぼう(1) (少年マガジンコミックス)感想
久米田センセーは健在でした。期待通りのクオリティをマンネリというなかれ。絶望先生の終了からちょっと喪失感があったけど、これでまた楽しく生きて行けます。なんちって。
読了日:2月19日 著者:久米田康治
りぽぐら! (講談社ノベルス ニJ- 33)りぽぐら! (講談社ノベルス ニJ- 33)感想
お金と手間はかかっているだろうし、制約を超えてスタイルを使い分ける西尾維新が凄いのもわかるけど、再読するかと言われると・・・今日は『終物語(中)』を買って帰ります。
読了日:2月17日 著者:西尾維新
トリセツ・ヤマイ ~ヤマイ世界を俯瞰するトリセツ・ヤマイ ~ヤマイ世界を俯瞰する感想
海堂さんが「螺旋階段式読解法」と名づけていますが、最初は総論を理解して、各論は後で読み返すみたいな読み方が適していると思います。『家庭の医学』のイラスト版みたいな位置づけかな。一家に一冊置いて置きたい本です。
読了日:2月17日 著者:海堂尊
デュラララ!!×13 (電撃文庫)デュラララ!!×13 (電撃文庫)感想
第一部完ということだが、ほとんど元に戻るというところ。静雄・臨也・森羅の関係が帝人・正臣・杏里と相似形になるような展開を予想したんだけど、見事に外れました。次シリーズで都市伝説になったダラーズの影を追いかける新キャラ3人組、みたいな感じかな。
読了日:2月13日 著者:成田良悟
新約 とある魔術の禁書目録 (9) (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録 (9) (電撃文庫)感想
終わってしまった世界からどうやって復帰するのか。読んでいる側は最後に戻ってくると分かっているから、繰り返される精神攻撃にも第三者の目線でいられたと思う。目の前で救いを求めている一人を助けるためなら、全世界を敵にまわしても・・・の上条ちゃん、そんなことしているとすぐ矛盾に突き当たると思うけど、そこは鎌池さんの独壇場でシンプルに状況を打開してくれました。次巻では敵味方が逆になってバトるのかなあ。
読了日:2月10日 著者:鎌池和馬
本を読む人のための書体入門 (星海社新書)本を読む人のための書体入門 (星海社新書)感想
文字を介して情報を得るのだからフォントの影響が大きいのは自明だけど、案外意識していないものだと気づきました。視覚効果のより大きいマンガから影響が及んでいるのも納得。しかも取り上げた事例が「ハチクロ」だったり「水曜どうでしょう」だったりと、斬新な感覚を覚えました。「ためになった度☆☆☆☆」
読了日:2月7日 著者:正木香子
マグダラで眠れ (3) (電撃文庫)マグダラで眠れ (3) (電撃文庫)感想
「狼と香辛料」シリーズに比べると薄味ですけど、この巻は特に病院食のおかゆみたいな感じ。「オレっちは目的のためには冷酷になれるクールな男だぜイ」って気取っていたクースラくんが、実はただの軟弱野郎だったの巻でした。
読了日:2月6日 著者:支倉凍砂
Fate/Zero(6)煉獄の炎 (星海社文庫)Fate/Zero(6)煉獄の炎 (星海社文庫)感想
前巻までも凄かったけど、本当にクライマックスを演出してくれていて、しびれました。その中でもライダー組の別れは格別の感動シーン。若者を導く王道を示したからこそ、他の外道キャラ達も輝いて見えたのだと思う。あらゆるジャンルのなかでも、この時代を代表する傑作の一つであるのは間違いない。
読了日:2月3日 著者:虚淵玄
魔王が家賃を払ってくれない 5 (ガガガ文庫)魔王が家賃を払ってくれない 5 (ガガガ文庫)感想
「これこそが、まだ“ライトノベル”と呼ばれる前の、『萌え』や『美少女』に乗っ取られる以前の、古き良きジュブナイル小説の姿である」ってセリフがオイオイだよ。トモザキのイラスト付きのセリフ、絶対次回のバルス祭りで突っ込んでくるヤツいるよね。伊藤ヒロやっぱサイコーだわ。
読了日:2月3日 著者:伊藤ヒロ
Fate/Zero(5)闇の胎動 (星海社文庫)Fate/Zero(5)闇の胎動 (星海社文庫)感想
大人がハマる中2病文学の最高峰。青少年がこんなエグい話を読んだら人生狂わないのかな。と心配しちゃいます。間桐雁夜の例のシーン、頭のなかで心の壊れる音がしました。
読了日:2月3日 著者:虚淵玄
ログ・ホライズン3 ゲームの終わり(上)ログ・ホライズン3 ゲームの終わり(上)感想
アニメを見たあとで読むと、細かいところが補足されていい感じです。この時期に読んだのはラッキーかも。ファンタジー設定と、政治や経済をからめたリアルくささを「世界の謎」とからめてうまく調理してくれるのが橙野作品の真骨頂。この味わいは他にはマネできないところですね。はやく下巻も読みたいです。
読了日:2月3日 著者:橙乃ままれ
大統領の首  妻は、くノ一 蛇之巻3 (角川文庫)大統領の首 妻は、くノ一 蛇之巻3 (角川文庫)感想
前シリーズで死んだ雁二郎を再登場させるために甥を登場させたのは、さらに続編の構想があるから? 蛇の巻を読んだ限りでは「あのまま終わっておけば良かったのに」という印象だが・・・
読了日:2月3日 著者:風野真知雄

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